シン・シーサモットの代表曲が繋ぐ、カンボジアの3つの時代『In the Life of Music 音楽とともに生きて』7月公開!

2018年の東京国際映画祭など世界中の映画祭で上映され数多くの賞を受賞した『In the Life of Music 音楽とともに生きて』が、7月10日より公開されることが決定した。併せて、予告編、ポスタービジュアル、場面写真がお披露目となった。

世界中の映画祭で話題となり、ロサンゼルス・アジア・パシフィック映画祭2018、フィラデルフィア・アジアン・アメリカン映画祭2018では観客作品賞を受賞するなど、単なるノミネートに留まらず多くの観客の心を掴んできた本作。

メガホンをとったのは、ポルポト時代にタイの難民キャンプで生まれてアメリカに移住した女性作家ケイリー・ソーと、カンボジアのラップ音楽の祖としてミュージシャンとしても活躍するヴィサル・ソック。二人は、悲しい歴史を背負ったカンボジアを舞台に世代を超えて人々の心を歌が繋いでいく抒情的な物語を生み出した。

劇中では、“クメール音楽の帝王”と称されたカンボジアの大歌手シン・シーサモットの代表曲「Flowers of Battambang(バッタンバンに咲くプルメリア)」をはじめ、カンボジアの人々の心の支えとなった名曲の数々が物語を彩る。

『In the Life of Music 音楽とともに生きて』
7月10日(金)より、イオンシネマほか全国順次公開
監督:ケイリー・ソー ヴィサル・ソック
脚本:ケイリー・ソー デイン・スタイラー
出演:ヴァンダリス・ペム スレイナン・チア ソウナ・カニカ
配給:イオンエンターテイメント

【ストーリー】 カンボジア系アメリカ人のホープは、祖国カンボジアを訪れて家族の歴史と向き合うことになる。彼女とその母を中心に据えて、クメール・ルージュが支配する前の牧歌的な時代、その後にやってきた暗黒時代、そして21世紀の3つのパートが語られていく。異なる時代を一曲の歌がつないでいた。

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