吉野北人「自然とBLしてた?」神尾楓珠ら男子メンバーとの仲の良さを指摘されニヤリ!

「別冊フレンド」にて連載され、第40回講談社漫画賞・少女部門を受賞、累計300万部を突破し2016年にはテレビアニメ化もされたぢゅん子による超人気コミックを、THE RAMPAGE from EXILE TRIBEの吉野北人主演に迎えて映画化する『私がモテてどうすんだ』が、7月10日より公開される。このほど、6月17日に丸の内ピカデリーにて公開記念生配信イベント「私モテフェス(わたもてふぇす)」が行われ、キャストの吉野北人、神尾楓珠、山口乃々華、富田望生、伊藤あさひ、奥野壮、そして平沼紀久監督が登壇した。

イベントは、新型コロナウイルス対策のため無観客の映画館から配信。登壇者ゲスト同士も距離を空けソーシャルでディスタンスを保って、間にはプロテクションパネルも置いて、十分に感染拡大防止を配慮して行われた。

ステイホーム期間中は、公式SNSを通じてキャストと監督らによる「絵しりとりリレー」が催されるなどソーシャルでは繋がっていたが、顔を合わせるのは久しぶりの面々。壇上では生配信番組の開始前からキャスト同士、笑顔で会話を交わすなど、仲の良さを存分に見せつけていたが、配信が始まり、早速その仲良くなったきっかけについてMCから質問が及ぶと、撮影現場でもキャスト同士のコミュニケーションをとるにも「しりとりゲーム」からはじまったという。その他にも「お絵かき伝言ゲーム」などでコミュニケーションをとって仲を深めていったそうだが、一番の“画伯”を聞かれると、伊藤は「(吉野)北人くん!」と即座に吉野の名前を挙げ、「なにかおかしい。何を書いているんだろうというような…」と理由を述べた。

撮影現場での様子について、山口は「男子たちはよく腕相撲大会をしていたり、動物のモノマネをしていたり中学生のようだった」と男子メンバーの仲良しエピソードを披露。そして富田は「(神尾)楓珠くんと(伊藤)あさひくんはお泊りしていたよね」と暴露し、すかさず吉野が「それってBL(ボーイズラブ)だよね」とぼそっと一言。すると神尾は「(奥野)壮くんもウチに来たことあるよね」と話し出し、奥野は「ないよ!」と全否定するも、神尾が「一緒に寝たじゃん!」となかなかのパワーワードを発すると、奥野も思い出したように「あー!(笑)」と認め、富田は「これは花依ちゃんウハウハですよ(笑)」と自身が演じたBL好きのキャラクターのように笑顔を見せた。

本作は男子同士のBLシーンも多く、そんなキャラクターをどのように演じたか尋ねられると、吉野は「前回の作品でも壁ドンとかあったりで免疫がついていたので、今回はクオリティをもっと上げていこうと思って、壮くんとの壁ドンシーンもすごくキュンキュンするシーンになったんじゃないかと思います」と自信をのぞかせ、奥野も「あぶなかったよね(笑)」と二人が急接近した壁ドンシーンをニヤリと振り返った。神尾は、「僕はあさひくんとやってるんで、ヤバいシーンが(笑)」と妄想を掻き立て、伊藤も「あのシーンが来たら映画館でみんなで叫んでもいいです(笑)」と共に自信満々の笑みを浮かべた。そして伊藤が「僕は基本的に受け身のシーンが多かったのですが、綺麗な顔が迫ってくるなぁと思ってました」と発すると、神尾は「嬉しいな(笑)」と喜びを隠せない様子だった。

山口はそんな男子メンバーたちについて、吉野は「ほぉ〜んとしてる」、神尾は「いたずら好き」、伊藤は「みんなにいじられても優しい」、奥野は「弟的で(劇中の)後輩キャラそのまま」と評した。そして「撮影の合間も距離感がすごく近いなぁと思っていた」と語ると、吉野は「自然とBLしてた?」と笑みを浮かべ、富田も「嬉しいですね」と撮影時を振り返った。また、映画『HiGH&LOW THEWORST』でも共演し、本作で再会となった吉野、神尾、富田の3人は、「ハイローの場合はキャストがすごく多かったのですが、今回は少なかったので距離が縮みやすかった」とコメントした。

ここで、「モテすぎてどうすんだ!ジェスチャーゲーム」と題して、恋愛シチュエーションを交えたゲームコーナーに。男子キャスト一人ずつが挑戦し、山口、富田が正解しなかった場合は全員に罰ゲームが与えられる。まずは奥野が、お題「ジェットコースターから降りた後、立てなくなった彼女をお姫様だっこ」に挑戦するもあえなく撃沈。続く伊藤はお題「スカイダイビングで空から登場、100本の花束を出してプロポーズ」に挑戦し、山口が「スカイダイビングをして降りてからのプロポーズ」と見事に正解したかに見えたが、「100本のバラが表現できてない!」と他のメンバーから厳しい指摘が入り不正解に。神尾はお題「ムエタイの試合に勝利後、会場から彼女を見つけ出してキス」に挑んだが、富田が前半のムエタイ部分をサッカーと答えてこちらも撃沈。最後のトリとなった吉野は人一倍気合を込めてお題「沈みかけている船の上で、指輪を差し出しながらプロポーズ」に挑戦したが、結果不正解。全員が、生配信を見てくれている視聴者に向かって「愛の告白」をする罰ゲームを執行することに。

「壮くんはこういうの得意だから」と吉野にハードルを挙げられた奥野だったが「俺、お前のこと好きやねんけど付き合ってくれへん」と関西弁で愛の告白を披露。伊藤は「寂しいんだったら、俺んとこ来いよ」。神尾は「あのさ、俺と一生一緒にいてくれへん?」と吹き出しながらエセ関西弁を披露。そして吉野は「お前が死ぬまで、愛し続けてやるから」と最高に甘い愛の告白を披露してジェスチャーゲームのコーナーを締めくくった。

続いて、全国から選ばれた80名の一般参加者とネットを介して中継を繋ぎ、その中から事前に募集していた質問に答えるコーナーに。「自分が女の子だったらキャストの中の誰がタイプですか?」という質問に対し、吉野の「あさひです!優しいし付き合ったら尽くしてくれそう」との答えにすかさず伊藤が「尽くすよ」と反応すると、吉野は「わぁ」と声にならないデレをみせた。神尾は「北ちゃん(吉野)かなあ。顔がかっこいいんですよ。歌声を彼女目線で聴きたい」、伊藤は「楓珠くんで。一番仲良くしてくれる。趣味が合うのもいいかなあ」、奥野は「北ちゃん!一番誠実に付き合ってくれそう(笑)」と若干他男子メンバーをディスりながらそれぞれのタイプを回答した。

続いて、隣の席の男の子に恋をしているという17歳の学生からの「男の子側が女の子にされると効くアピール方法はありますか?」という質問に対して、奥野は「一緒に帰ろう?とか思い切ってしてみたら相手は気になるんじゃないかな?」、伊藤は「手紙とか、女性の可愛い字とか好きなんで良いと思います」、神尾は「悩みを話したら心をひらいてくれるじゃないかな。わからないところの勉強を聞いてみるとかでも」、吉野は「自然体でさりげなくおはようとか挨拶から作り上げていくといいんじゃないですかね」とそれぞれ真剣なアドバイスを送った。

最後に、平沼監督は「僕の作品に共通する変化というテーマを入れています。この変化を、主演の吉野北人が優しい言葉でを語りかけています。みなさんが映画を見て勇気とか一歩すすめるような気持ちになってほしいなと思います。なので、ぜひ劇場で見てほしいなと思います」、吉野は「少女漫画の実写化とい
うことで、とてもキラキラした世界観でハッピーで前向きな気持ちになれる作品になっています。そして自分らしさをすごく考えさせられるような、色んなことが詰まった作品になっているので、たくさんの方に観ていただけたらと思います。ぜひ劇場の方に足を運んでいただけたらと思います」とメッセージを送り、本イベントは幕を閉じた。

『私がモテてどうすんだ』
7月10日(金) 全国公開
監督・脚本:平沼紀久
原作:ぢゅん子「私がモテてどうすんだ」
脚本:吉川菜美 福田晶平 渡辺啓 上條大輔
主題歌:Girls2「私がモテてどうすんだ」
出演:吉野北人 神尾楓珠 山口乃々華(E-girls) 富田望生 伊藤あさひ 奥野壮(男劇団 青山表参道X) 上原実矩 坂口涼太郎 水島麻理奈 ざわちん 中山咲月 優希美青 宮崎秋人 戸田菜穂
配給:松竹

【ストーリー】 アニメ大好き!BL大好き!妄想大好き!ヲタク道まっしぐらな花依(富田望生)は、大好きなアニメキャラが死んだショックで1週間も寝込んでしまったら…なんと激ヤセして、超絶美人(山口乃々華)に。そんな花依を好きになってしまう同じ学校のイケメンたち…サブカル系の六見先輩(吉野北人)、スポーツ系同級生の五十嵐くん(神尾楓珠)、チャラい系同級生の七島くん(伊藤あさひ)、ツンデレ系後輩の四ノ宮くん(奥野壮)。恋愛興味ナシなのに、モテまくる花依だが、ついつい彼らをBL目線で見て妄想してしまう…。「イケメン同士のカップリングが好きなのに、私がモテてどうすんだ~!」悩む花依が出す、想定外の答えとは!?

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