2016年の発売以降ロングラン大ヒットを記録し累計42万部という驚異的売り上げを叩き出した、キングコング・西野亮廣による絵本をアニメ映画化した『映画 えんとつ町のプペル』が、12月に公開される。このほど、製作総指揮・原作・脚本を務めるキングコング西野亮廣が、映画完成前に映画本編全てを読み聞かせるオンラインイベント「キンコン西野が映画のストーリーを自宅寝室からオンライン配信で全て喋る会」が、6月20日に開催されることが決定した。
西野亮廣がプロデューサーを務め、イラスト・着色・デザインなど総勢33名のクリエイターによる分業体制で4年の制作期間を経て完成した2016 年発売の絵本「えんとつ町のプペル」は、緻密に表現された絵の世界観と、大人も泣ける物語の展開にその人気はとどまることを知らず、絵本業界の常識を覆し大ヒットを記録。当時、絵本が高くて買えないと言う子供たちの意見に答え、全ページWEBで無料公開という異例の展開を仕掛け業界騒然となった。結果それ自体が話題となりさらに売り上げを伸ばし、今では44万部を超える驚異的な売り上げを記録し今もなお広がりを見せる。
現在、「日本中の子ども達に映画をプレゼントしたい!」という想いで始められた本作のクラウドファンディング企画が進行中。本作の前売り券を全国各地にある子どもに関連する団体へプレゼントできるもので、第1弾は2月26日〜4月26日までの間で13,319人のサポーターから、3200万円の支援金が既に集まっている。
そして、クラウドファンディング第2弾の開催が決定し、そのリターンは、本編完成前に異例の全物語を公開すること。西野亮廣が、絵本と違う映画オリジナルの本編全編を、自宅寝室からオンラインで読み聞かせる。さらに、サイン入りシナリオ本も、ペアチケットとセットでリターンとして登場する。
■「キンコン西野が映画のストーリーを自宅寝室からオンライン配信で全て喋る会」概要
日時:6月20日(土)19時00分〜20時30分頃予定(90分程度)
料金:1,800円(税込)
参加方法:クラウドファンディングページの「『映画 えんとつ町のプペル』を全国の子供たちにプレゼントしたい」にアクセスし、支援者へリターンとして限定配信される。
クラウドファンディングページはこちら
※収益は全て全国の子供たちへ寄付(映画前売り券をプレゼント)
■西野亮廣(製作総指揮・原作・脚本) コメント
多くの表現者は、いわゆる「ネタバレ」というものを嫌いますが、『えんとつ町のプペル』という作品は、絵本にしても、個展にしても、ミュージカルにしても、お客さんと一緒に作って、お客さんと一緒に育ってきた背景があります。そんな中、『映画 えんとつ町のプペル』だけ「完成をお楽しみに」としてしまうのは、一本筋が通っていないなぁと思いまして、「ストーリーを先に知りたい人」は知れる環境をご用意させていただきました。映画で初めて明かされる「えんとつ町誕生の歴史」と、映画で初めて登場する「『えんとつ町のプペル』の主人公」(♯絵本で主人公は出てなかったのかよ)映像化前。一足先に秘密を知りたい方は、この機会に是非。
『映画 えんとつ町のプペル』
12月 全国公開
監督:廣田裕介
製作総指揮・原作・脚本:西野亮廣
原作:にしのあきひろ「えんとつ町のプペル」
アニメーション制作:STUDIO4℃
配給:東宝 吉本興業
【ストーリー】 煙突だらけの「えんとつ町」では、そこかしこから煙が上がり、頭の上はモックモク。黒い煙でモックモク。黒い煙に覆われた「えんとつ町」の住人は、青い空を知りやしない。輝く星を知りやしない。そんな町に生きる親を亡くした少年ルビッチのもとにハロウィンの夜に現れたゴミ人間プペル。二人に起こる奇跡の物語…。
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