女優・希島凛がナビゲーターを務め、障害、いじめ、不登校、自殺など、様々な人生の困難と向き合う人たちやその家族、支える人々が「人生において本当に大切なものは何なのか」を追い求める姿を追ったドキュメンタリー映画『心に寄り添う。』。そのシリーズ第3弾で、「奇跡とは何か?」を追求する『奇跡との出会い。―心に寄り添う。3―』の公開日が8月28日に決定し、併せて、特報映像とポスタービジュアルがお披露目となった。
2018年5月に公開された、シリーズ1作目となるドキュメンタリー映画『心に寄り添う。』は、「カナダ国際映画祭・長編ドキュメンタリー部門優秀賞」、「ハリウッドヴァージ映画賞・国際ドキュメンタリー部門最優秀賞」、「インディフェスト映画賞・功労賞」を受賞。その翌年の8月にはシリーズ2作目となる『光り合う生命。―心に寄り添う。2―』が公開され、人生経験豊かなシニア世代と若者たちの心のふれ合いを通して、「生きるとは何か?」を観る人全てに問いかけ、国内のみならず海外で高い評価を獲得し、「ヒューストン国際映画祭2020・長編ドキュメンタリー部門ブロンズ賞」を受賞した。そして、この度待望のシリーズ3作目の公開が決定。今作のテーマは、「奇跡とは何か?」。ナビゲーターは、引き続き希島凛に加え、若手俳優・市原綾真の二人で務める。
集められた1000件以上の奇跡体験を映画スタッフと希島、市原が調査。そして、その中から50人に取材を行った本作。特報映像には、末期がんと宣告された男性や、右肩を粉砕骨折するほどの大きな事故に見舞われてしまった女性、さらには白血病に冒されていよいよ死を覚悟した男性や、命が助かったとしても植物人間になるだろうと医者から告げられた女性など、いずれも絶望の状況下で「奇跡」を体験した方々のインタビューが収められる。本作では「奇跡とは何か?」その答えを求めて、日本を飛び出し海外でも取材を実施。美しい自然と共に、国境を越えた人々との「出会い」のシーンも映し出され、現地の人と固い握手を交わす市原の目には涙も。その涙の訳とはいったい?
ポスタービジュアルは、海辺で光の方向を見据える希島と市原の姿が印象的だ。そして「それは、あなたの人生にも起こる。」というキャッチコピーが、末期がん、白血病、心筋梗塞、不慮の事故など、医者も諦めざるを得ない症状から回復を見せた人々の「奇跡」への関心を見る者に抱かせる。
『奇跡との出会い。―心に寄り添う。3―』
8月28日(金) 全国ロードショー
監督:奥津貴之
出演:希島凛 市原綾真
配給:日活
©2020 ARI Production