2011年3月11日に発生した東日本大震災による福島第一原発事故で、最前線で戦い続けた者たちを描く、佐藤浩市主演、渡辺謙共演の映画『Fukushima 50』(読み:フクシマ フィフティ)が、3月6日より公開中。このほど、本日より期間限定で有料ストリーミング配信されることが発表された。
マグニチュード9.0、最大震度7という、日本の観測史上最大の地震となった東日本大震災時の福島第一原発事故を描く本作。
賛否両論を巻き起こしながら、公開から約一ヶ月が経過したが、新型コロナウイルス感染拡大の状況下、多くの映画館が営業を休止していることも重なり「見たくても見に行けない」という声が挙がっている。その声に応えるべく、本作は期間限定で有料ストリーミング配信される。
■『Fukushima 50』配信情報
配信形式:デジタルレンタル配信(TVOD)
価格:1,900円(税込)
配信期間:4月17日(金)より随時開始、配信終了日は事態の収束をみて後日決定
配信サービス:ミレール(ムビチケ前売り券およびムビチケ当日券を使用しての視聴も可能)、ニコニコ生放送、Amazon Prime Video、U-NEXT、ビデオマーケット、ひかりTV、GYAO!ストア、楽天TV、クランクイン!ビデオほか(予定)
なお、事態の改善と映画館の営業再開に合わせ、一部の映画館で上映が再開される予定。購入したムビチケ前売り券(オンライン/カード)およびムビチケ当日券は再上映でも使用可能だ。
『Fukushima 50』
3月6日(金)より全国公開中、期間限定配信順次開始
監督:若松節朗
原作:門田隆将「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発」
脚本:前川洋一
音楽:岩代太郎
出演:佐藤浩市 渡辺謙 吉岡秀隆 緒形直人 火野正平 平田満 萩原聖人 堀部圭亮 小倉久寛 和田正人 石井正則 三浦誠己 堀井新太 金井勇太 増田修一朗 須田邦裕 邱太郎 池田努 皆川猿時 前川泰之 ダニエル・カール 小野了 金山一彦 天野義久 金田明夫 小市慢太郎 伊藤正之 阿南健治 中村ゆり 矢島健一 田口トモロヲ 篠井英介 ダンカン 泉谷しげる 津嘉山正種 段田安則 吉岡里帆 斎藤工 富田靖子 佐野史郎 安田成美
配給:松竹 KADOKAWA
【ストーリー】 2011年3月11日午後2時46分。マグニチュード9.0、最大震度7という日本の観測史上最大の東日本大震災が発生した。太平洋から到達した想定外の大津波は福島第一原発(イチエフ)を襲う。内部に残り戦い続けたのは地元出身の作業員たち。外部と遮断されたイチエフ内では制御不能となった原発の暴走を止めるため、いまだ人類が経験したことのない世界初となる作戦が準備されていた。それは人の手でやるしかない命がけの作業。同じころ、官邸内では東日本壊滅のシミュレーションが行われていた。福島第一原発を放棄した場合、被害範囲は東京を含む半径250km。避難対象人口は約5,000万人。それは東日本壊滅を意味していた。避難所に残した家族を想いながら、作業員たちは戦いへと突き進む…。
©︎2020『Fukushima 50』製作委員会