中村倫也が1人7役に挑戦し、曜日ごとに人格が入れ替わる主人公を演じる映画『水曜日が消えた』が、5月15日より公開される。このほど、中村倫也演じる「7人の僕」のうちの一人、“火曜日”が卓球で遊ぶ場面写真がお披露目となった。
本作は、一人の人間の内側で、曜日ごとに入れ替わって暮らす7人の“僕”が主人公。ほかの“曜日”とは直接会うことはできず、日記を通してのみ間接的に互いを知っており、そのうちの最も地味でつまらない一人、通称“火曜日”の視点を通して描かれる。
「7人の僕」(中村倫也)の中でもいちばん地味で退屈な存在の“火曜日”。そんな“火曜日”は主治医・安藤(きたろう)の指示「適度な運動を行う」ことを忠実に守るために、欠かさず卓球を行う。場面写真には、友達もいない“火曜日”が、ダイニングテーブルとしても使っているテーブルを立てかけ、一人でラリーに勤しむ姿が収められる。しかし、そんな“火曜日”のお家一人遊びにも変化が訪れ…?劇中に登場する“7人の僕”それぞれの多種多様な趣味にも注目だ。
『水曜日が消えた』
5月15日(金)より、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
監督・脚本・VFX:吉野耕平
音楽:林祐介
主題歌:須田景凪「Alba」
出演:中村倫也 石橋菜津美 中島歩 休日課長(ゲスの極み乙女。) 深川麻衣 きたろう
配給:日活
【ストーリー】 幼い頃の交通事故をきっかけに、一つの身体の中で曜日ごとに入れ替わる“7人の僕”(中村倫也)。各曜日の名前で呼び合う彼らの中でも、“火曜日”は一番地味で退屈な存在。今日も“火曜日”はいつも通り単調な一日を終えると、また一週間後に備えて、ベッドに入る。それは突然やってきた。“火曜日”が朝目を覚ますと、周囲の様子がいつもと違うことに気付く。見慣れないTV番組、初めて聞く緑道の音楽…そう、“水曜日”が消えたのだ。水曜日を謳歌する“火曜日”だったが、その日常は徐々に驚きと恐怖に変わっていく。残された“火曜日”はどうなってしまうのか…。
©2020『水曜日が消えた』製作委員会