今井翼「自分の中で躍動感を大きく出すイメージでやりました」日本語吹替版の特報映像&メッセージ映像『プラド美術館』

2019年に開館200周年を迎え、世界最高峰と言われるスペインのプラド美術館の全貌に迫るドキュメンタリー『プラド美術館 驚異のコレクション』が、4月10日より公開される。このほど、今井翼がナビゲーターを務める日本語吹替版の特報映像&メッセージ映像がお披露目となった。

世界最高峰の美術館の一つとされ、スペイン黄金期を後世に伝えるプラド美術館は、2019年11月19日に200周年を迎えた。15世紀から17世紀にかけて太陽の沈まぬ国とも呼ばれたスペイン王国では、歴代の王族が圧倒的な経済力と美への情熱を背景に美術品を収集していた。本作は、約8700点が収蔵される美の殿堂、プラド美術館にカメラが初密着し、その全貌に迫る。

本国版のナレーションを務めたのはアカデミー賞主演男優賞に輝いた名優ジェレミー・アイアンズだが、その日本語吹替版は今井翼が務めた。フラメンコが得意で2012年には世界初のスペイン文化特使に就任するなど、スペインとゆかりの深い今井は「スペイン王室が愛した美と情熱の至宝。栄光の時が刻まれた美術のドキュメンタリーをぜひお楽しみください」とメッセージを寄せた。また、吹替収録の際に「普段のお芝居とは違って、これだけ壮大なドキュメンタリーですから、自分の中で躍動感を大きく出すイメージでやりました」と語っていた今井。特報映像では、プラド美術館の美のコレクションの数々と共に、観る者を開館200周年を誇るプラド美術館、そして最高峰のスペイン美術の世界に誘う。

『プラド美術館 驚異のコレクション』
4月10日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamura ル・シネマ、新宿シネマカリテほか全国ロードショー
監督・脚本:ヴァレリア・パリシ
脚本:サビーナ・フェディーリ
ナビゲーター:ジェレミー・アイアンズ
日本語吹替版ナビゲーター:今井翼
配給:東京テアトル シンカ

【作品概要】 広大な敷地に膨大なコレクションが収められたプラド美術館を案内するのは、アカデミー賞主演男優賞に輝いた俳優のジェレミー・アイアンズ。歴史物からファンタジー、サスペンスと幅広い作品で活躍する名優であり、プライベートでは400年間放棄されていたアイルランドの城を修復して暮らすという、歴史とアートを愛する知識人の一面も持つ。毎年約300万人が訪れるプラド美術館は、スペイン黄金時代に生きた王と王女が、自らの意志と審美眼で収集した唯一無二の美の殿堂。他の美術館とは明らかに趣向の異なる美の世界がここにある。

© 2019 – 3D Produzioni and Nexo Digital – All rights reserved