スペイン王室が愛した至宝が収蔵される美の殿堂の全貌に迫る『プラド美術館 驚異のコレクション』予告編&ポスタービジュアル

2019年に開館200周年を迎え、世界最高峰と言われるスペインのプラド美術館の全貌に迫るドキュメンタリー『プラド美術館 驚異のコレクション』が、4月10日より公開される。このほど、予告編とポスタービジュアルがお披露目となった。

世界最高峰の美術館の一つとされ、スペイン黄金期を後世に伝えるプラド美術館は、2019年11月19日に200周年を迎えた。15世紀から17世紀にかけて太陽の沈まぬ国とも呼ばれたスペイン王国では、歴代の王族が圧倒的な経済力と美への情熱を背景に美術品を収集していた。本作は、約8700点が収蔵される美の殿堂、プラド美術館にカメラが初密着し、その全貌に迫る。

予告編では、王や女王たちが“知識ではなく心で選んだ”約8700点が収蔵される唯一無二の美の殿堂プラド美術館の歴史と未来の一端を垣間見ることができる。『運命の逆転』でアカデミー賞主演男優賞に輝いた名優ジェレミー・アイアンズのナビゲートのもと、宮廷画家ディエゴ・ベラスケスやフランシスコ・デ・ゴヤ、日本でも人気の高いエル・グレコなどの傑作に接写し、天才たちの筆遣いを伝える。収蔵品を保存、修復、研究するスタッフの作業風景や、ミゲル・ファロミール館長やベテラン学芸員、新たなプロジェクトに参加する建築家ノーマン・フォスター卿の声を通して、プラド美術館しか出しえない底知れぬ魅力を感じることができる。

ポスタービジュアルには、美の殿堂へと誘うようなベラスケスの「ラス・メニーナス」があしらわれている。

『プラド美術館 驚異のコレクション』
4月10日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamura ル・シネマ、新宿シネマカリテほか全国ロードショー
監督・脚本:ヴァレリア・パリシ
脚本:サビーナ・フェディーリ
企画:ディディ・ニョッキ
ナビゲーター:ジェレミー・アイアンズ
配給:東京テアトル

【作品概要】 広大な敷地に膨大なコレクションが収められたプラド美術館を案内するのは、アカデミー賞主演男優賞に輝いた俳優のジェレミー・アイアンズ。歴史物からファンタジー、サスペンスと幅広い作品で活躍する名優であり、プライベートでは400年間放棄されていたアイルランドの城を修復して暮らすという、歴史とアートを愛する知識人の一面も持つ。毎年約300万人が訪れるプラド美術館は、スペイン黄金時代に生きた王と王女が、自らの意志と審美眼で収集した唯一無二の美の殿堂。他の美術館とは明らかに趣向の異なる美の世界がここにある。プラド美術館全面協力のもと、栄光の時が刻まれた美術ドキュメンタリーが今、幕を開ける。

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