少女マンガ誌「マーガレット」に連載され、単行本累計発行部数320万部を突破した佐藤ざくりによる同名漫画を、桜井日奈子と神尾楓珠のダブル主演で初実写ドラマ化する「マイルノビッチ」が、Huluにて今秋、配信されることが決定した。
本作は、人を好きになることの高揚感、人に好かれることの幸福感、人に心を許すことの怖さといった青春の甘酸っぱい醍醐味を、リアルかつ繊細に描く青春シンデレラストーリー。
ダブル主演を務めるのは、『ママレード・ボーイ』、『殺さない彼と死なない彼女』に続き、二役を演じたドラマ「ヤヌスの鏡」でも主演を務め、鮮烈な印象を残してきた桜井日奈子と、ドラマ「3年A組 -今から皆さんは、人質です-」に出演して注目を集めるや、同年秋には「左ききのエレン」で連続ドラマ初主演を務めた神尾楓珠。二人は本作で満を持して初共演を果たす。
桜井が演じるのは、自分をブスだと思いこんでいた地味でモテない女子高校生・木下まいる。キノコのような髪型に分厚い眼鏡という冴えない風貌で、同級生からもいじめられ、自分のポテンシャルにまるで自信が持てない…。まさに人生八方塞がりだった彼女だが、思いがけない“救世主”との出会いを機に、みるみるキュートな女の子に変身し、恋に人生に前向きに突き進んでいく。その過程を、桜井は持ち前の美貌を完全封印した“変身前の姿”も披露しながら挑む。
一方、神尾が演じるのは、ヒロイン・まいるの“救世主”であり、彼女をプロデュースして変身させる学校一のイケメン・熊田天佑。揺るがない自信、そしてズバ抜けたメイクの腕前を持つ天佑は、まいるを全校生徒が振り返るような美少女へと生まれ変わらせるだけでなく、卑屈で後ろ向きだった彼女の心をも方向転換させていく。毒舌家のイケメンだけど、そのハートはとても優しい。そんな全方位どこを切り取っても女子にはたまらないヒーローを、神尾はストレートかつ丁寧に演じ、ドラマのキュン度数を爆上げする。
■桜井日奈子(木下まいる役) コメント
木下まいるを演じさせていただくことになって、原作を読ませていただきました。まいるは見た目がとても地味なせいで、学校でもツマはじきにされているような女の子です。毒キノコと呼ばれ、いじめられていたまいるが様々な恋を経験し、どんどんキラキラした女の子になっていく姿が素敵でした。誰かを好きになるとはどういうことなのか、傷つきながらも恋に奮闘するまいるを、自然と応援しながら読んでいました。観てくださる皆さんに愛されるヒロインを演じられるよう、頑張ります!
■神尾楓珠(熊田天佑役) コメント
今回演じさせていただく熊田天佑は学校一のイケメンで、掴みどころのない人物なのですが、“メイクの力を信じてる”という少し変わった高校生です。僕自身は今までの人生でメイクについて考えることはあまりなかったのですが、そういった部分にも真摯に向き合って、まいるとの関係性だったり、天佑の悩みや心の中に秘めた優しさを素直に演じられたら、と思います。
「マイルノビッチ」
今秋 Huluにて独占配信開始(全8話)
演出:二宮崇
原作:佐藤ざくり「マイルノビッチ」
脚本:持地佑季子
出演:桜井日奈子 神尾楓珠
©︎佐藤ざくり/集英社