俳優、フィルムメーカー、モノクロ写真家としてマルチに活動する斎藤工が、“齊藤工”名義で監督・企画・原案・脚本・撮影を自らが務める『COMPLY+-ANCE コンプライアンス』が、2月21日に公開初日を迎えた。このほど、同日にUPLINK吉祥寺で行われた初日舞台挨拶に総監督の齊藤工ら、総勢14名が登壇した。
本作は“コンプライアンス”をテーマに、音楽、実写、人形アニメーションなどあらゆる視点と表現が放たれた、類を見ない問題作。全身真っ黒の衣装で登壇した齊藤。まずは劇場側の手違いでプレス席が用意されていなかったことについてマスコミに謝罪しつつ、「さらに今日はビッグニュースがある中、こっちに来て良いんでしょうか?」と、同時間帯に行われていた元SMAP・中居正広の記者会見に触れ、「マスコミの方に疑問を持ちつつも…、本当にありがとうございます!」と感謝の言葉に熱を込めたが、「その中継、見たいな…(笑)」と本音を漏らした。
音楽を担当したYOW-ROW(GARI)とは、親戚だという齊藤。ある番組を通じて出会ったそうで、「まさに本作を制作中だったので。15親等と結構距離はあるんですけど、親戚のよしみで」と、楽曲をオファーした経緯を明かした。
好きな動物聞かれたアルコ&ピースの平子が「馬並みのチ●●●」と答えるなど、コンプライアンス的にNGなワードが随所で飛び交った本イベント。その度に齊藤は「マスコミの皆さん…、繊細に表現していただけたら…」とフォローして、会場を笑わせていた。
イベントには、飯塚貴士(人形映像監督)、岩切一空(監督)、秋山ゆずき、大水洋介(ラバーガール)、古家翔吾(元・曇天三男坊 現・TCクラクション)、華村あすか、中井友望、山元駿、川島直人、半田美樹、狐火らも出席していた。
『COMPLY+-ANCE コンプライアンス』
2月21日(金)より、アップリンク渋谷、アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開
総監督・企画・原案・脚本・撮影・写真・声の出演:齊藤工
監督:飯塚貴士 岩切一空 齊藤工
脚本:はしもとこうじ
音楽:狐火 GARI
出演:秋山ゆずき 平子祐希(アルコ&ピース) 斎藤工 大水洋介(ラバーガール) 古家翔吾(元・曇天三男坊 現・TCクラクション) 華村あすか 中井友望 川島直人 山元駿 半田美樹
配給:SPOTTED PRODUCTIONS
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