ツァイ・ミンリャン監督「台北の道で撮影する“顔”を探していたとき、ある詩句が頭に浮かんだ」『あなたの顔』予告編&ポスタービジュアル

坂本龍一が劇伴を担当した、ツァイ・ミンリャン監督作『あなたの顔』が、4月に公開される。このほど、本作の予告編とポスタービジュアルがお披露目となった。

2019年の金馬奨と台北電影節で最優秀ドキュメンタリー賞を受賞した本作は、ツァイ監督が2ヶ月をかけて台北の街中で見つけた一般の人々と、俳優で監督のリー・カンションが出演するドキュメンタリー。黙って遠慮がちにカメラを見据える者、身の上話を語る者、ハーモニカを吹く者、うたた寝をする者など、それぞれの“顔”をスクリーンいっぱいのクロースアップで1人1カットずつ映し出し、顔に刻まれる深い皺やまなざしから、彼らが生きてきた人生や、時間そのものを見つめる。

ポスタービジュアルは、暗闇に浮かび上がる13人の“顔”を中央に大きく捉える。

予告編では、ツァイ・ミンリャン監督が本作のために書き下ろした楽曲「有一點光」が流れ、本編に登場する10人が登場。台北で“顔”を探していた際に頭に浮かんだという詩句を、監督自ら歌い上げている。

■ツァイ・ミンリャン(監督) コメント
台北の道で、撮影する“顔”を探していたとき、ある詩句が頭に浮かびました。それを書き留めたのが、こちらです。光があり、物語がある。あなたの顔が語るのは、あなたがこれまで旅してきた時間や場所。あなたの目に映るのは、混乱と寂しさの色。光があり、物語がある。あなたの顔が語るのは、愛と、その隠れ場所。あなたの目に映るのは、輝きと暗闇。これが、この映画の意味です。

『あなたの顔』
4月 シアター・イメージフォーラムほか全国順次ロードショー
監督・製作総指揮:ツァイ・ミンリャン
音楽:坂本龍一
出演:リー・カンション
配給:ザジフィルムズ トランスフォーマー

© 2018 HOMEGREEN FILMS TAIWAN PUBLIC TELEVISION SERVICE FOUNDATION ALL RIGHTS RESERVED