市原隼人が自身初の「食ものコメディ」に挑み、主演を務めたオリジナルドラマ「おいしい給食」を映画化した『劇場版 おいしい給食 Final Battle』が、3月6日より公開される。このほど、2月13日にユナイテッド・シネマ豊洲にて完成披露試写会が行われ、キャストの市原隼人、武田玲奈、佐藤大志、辻本達規（BOYS AND MEN）、水野勝（BOYS AND MEN）、ドロンズ石本、いとうまい子、綾部真弥監督が登壇した。

本作は、給食マニアの教師・甘利田幸男と、給食マニアの生徒・神野ゴウによる、どちらが給食を“おいしく食べるか”という闘いを描く学園グルメコメディ。1980年代のとある中学校を舞台に、甘利田と彼を取り巻く子供たち、大人たちのさまざまな人生模様が食欲をそそる給食バトルと共に紡がれる。

試写で映画を観たという市原は、「（佐藤）大志の名前を叫んで思わずハグをした」という。「それほど、良い表情や、場面、カットがある、思い入れのある作品となりました」と本作を熱くアピールした。

劇場版から参加した水野は「新たな風を起こせるように、真摯に取り組んだ」と挨拶。「世代的に市原さんはスクリーンの中の人」だという水野は、市原との共演に「胸が高鳴った」という。とあるシーンで甘利田役の市原が、水野に対して「この人のどこがイケメンなんですか！？」というセリフがあり、本番直前まで目の前で何度もセリフを言われたそうで「こんなに光栄なことはない（笑）。市原さんに、こんなに『この人のどこがイケメンなんですか！？』を言われたのは日本で僕だけ。すごく貴重な時間でした」と嬉しそうに撮影を振り返った。

この作品で市原と初共演した武田。改めて市原の印象について聞かれると「アドリブの発想力が、どこから降りてくるんだろう？」と、撮影中に驚いたという。「笑いがこらえきれないときもあって、すごく楽しく撮影に臨んでいました」と語った。対して市原は「日本人が愛すべき女性。ひたむきに努力している背中を見ていた」と武田を絶賛した。

翌日がバレンタインデーということで、学生時代のバレンタインの思い出を披露する場面も。最初に振られた辻本は「俺なの！？」と驚きつつ、「人生で一番もらったバレンタインは3つ」だと告白。理想のバレンタインは「綺麗な女優の方から一回もらってみたい！」と、武田に猛アピール。武田から「後で渡します…（笑）」と冗談ぽく交わされた辻本は「俺、もてない男、丸出しじゃん…」と肩をすぼめていた。

最後は、「給食」と「バレンタイン」をかけた“チョコレートコッペパン”を、佐藤からプレゼントされた市原＆武田。市原は、そのユニークすぎるフォルムに爆笑しながらも、大喜びでチョコにかじりついていた。

『劇場版 おいしい給食 Final Battle』
3月6日（金）より、ユナイテッド・シネマ豊洲ほか全国公開
監督：綾部真弥
脚本：永森裕二　綾部真弥
主題歌：松本大輝「君の花」
出演：市原隼人　武田玲奈　佐藤大志　豊嶋花　辻本達規　水野勝　直江喜一　ドロンズ石本　いとうまい子　酒向芳
配給：AMGエンタテインメント　イオンエンターテイメント

【ストーリー】　1984年。給食マニアの教師・甘利田幸男（市原隼人）に衝撃が。なんと、学校から給食が無くなるというのだ！！「どちらがよりおいしく給食を食べるか」という超絶給食バトルを甘利田と繰り広げている生徒の神野ゴウ（佐藤大志）は、“給食革命”を目指し、生徒会選挙に出馬すると高らかに宣言。そんな二人を見守る新人教師の御園ひとみ（武田玲奈）の心労は果てしない…。給食一筋ウン十年。甘利田は愛する給食を守るため、史上最大の給食バトルに打ってでる！

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