池田エライザ「素手でラスボスにカチコミに行くような…恥を捨てて演じてます」、中谷美紀「被写体に対する熱い思いを大切に」

映画『さくらん』、『ヘルタースケルター』、『Diner ダイナー』など、その独自の感性で常に時代を切り取り、色鮮やかな映像表現で注目を集めてきた、写真家で映画監督の蜷川実花が、中谷美紀主演、池田エライザ共演で贈る完全オリジナルの新作ドラマ「Followers」が、2月27日より配信される。このほど、2月4日にワールドプレミアに表参道ヒルズにてワールドプレミアが開催され、中谷美紀、池田エライザ、夏木マリ、板谷由夏、コムアイ、上杉柊平、金子ノブアキ、ゆうたろう、蜷川実花監督が登壇した。

ゴージャスな衣装&ジュエリーをまとい豪華出演者たちがレッドカーペットに登場すると、会場に集まった人々から大きな拍手が。人気写真家として成功しながらも、叶えられていない「子供を持つ」という夢を手に入れるべく奮闘するリミを演じた中谷は、蜷川実花本人をモデルした役柄について、「実花さんの写真を拝見すると、被写体に対する、ほとばしる愛情を感じる。常に撮りたいという衝動を感じていて。今はデジタルカメラで、ある意味誰でもカメラマンになれる時代。そんな中で、実花さんにしか撮れない写真を撮っていらっしゃるので、被写体に対する熱い思いを大切に撮らせていただきました」と語った。

リミがSNSにポストした写真で運命が激変する女優志望のなつめ役を演じた池田。自身も福岡から上京して、芸能活動をしているという池田は「なつめという女の子は、私がなりたかった、なりたくてもなれなかった女の子。私だったらストレートに言葉にできず、言葉を選んじゃったりする。上手いことやろうと、器用にやっちゃうところがあると思う。なつめの武器がないからこそ、素手でラスボスにカチコミに行くようなタフさに、影響を受け続けていた」と自身の役についての思いを述べた。

監督の蜷川は、「東京発の東京のリアルなドラマを世界に向けて発信したいのと、女性の多様な生き方と、大人って、女性って楽しいよね!というポジティブなコンセプトを皆様にお届けしたい」と作品をアピール。

最後に池田は「蜷川実花が人間を本気で撮ったらこうなるというのが観られる作品。人間と人間のぶつかり合い。転がったり、落ちるところまで落ちたり。皆さんの心に突き刺さるように、私達は恥を捨てて演じております」とし、中谷は「さまざまな女性の生き方を肯定する作品。『Followers』のフォロワーに皆様がなってくださいましたら、本当に嬉しく思います」とイベントを締めくくった。

Netflixオリジナルシリーズ「Followers」
2月27日(木)より、Netflixにて全世界190か国へ独占配信
監督:蜷川実花
出演:中谷美紀 池田エライザ 夏木マリ 板谷由夏 コムアイ 中島美嘉 浅野忠信 上杉柊平 金子ノブアキ 眞島秀和 笠松将 ゆうたろう 波岡一喜 栁俊太郎 濱津隆之 佐藤流司

【ストーリー】 人気写真家のリミ(中谷美紀)は、仕事は順調だが、「子供を持つ」という夢を叶えられないまま持ち続けていた。ある日、リミは撮影現場で女優志望のなつめ(池田エライザ)と出会う。粗削りで、自分を貫こうとするなつめの姿に、若いころの自分を思い出し、思わずシャッターを切る。リミがその写真をインスタに投稿したことで、なつめの運命は一変していく。一方、リミもなつめとの出会いに刺激を受け、夢を叶えるべく、行動を起こすことを決意する。