「恐すぎる!」と話題沸騰中の“事故物件住みます芸人”松原タニシによるベストセラーノンフィクションを、亀梨和也を主演に迎えて映画化する『事故物件 恐い間取り(仮)』が、8月28日より公開されることが決定した。
本作は、“事故物件住みます芸人”松原タニシの実話をベースに描くリアルなホラーエンターテイメント。売れない芸人・山野ヤマメは、先輩から「テレビに出してやるから事故物件に住んでみろ」と無茶ぶりされ、殺人事件が起きた事故物件に住み始める。1軒目の部屋で撮影された映像の中には白いものが映っていたり、音声が乱れたり…。番組からの期待も高まる中、ネタ欲しさに事故物件を転々としていくヤマメは、やがて様々な怪奇現象に遭遇し、「事故物件住みます芸人」として大ブレークするが…。ヤマメを待つ“最恐”の事故物件とは!?
数年前から不動産サイトやネット記事、YouTubeなどの動画サイトでも多数取り上げられる「事故物件」。それは前の住人が自殺・殺人・孤独死・事故などで死んだ部屋や家のこと。そんな「事故物件」に実際に転々と住む一人の芸人がいる。彼の名前は松原タニシ。松竹芸能所属の芸人で“事故物件住みます芸人”として活動中。原作は、そんな彼の実体験による著書「事故物件怪談 恐い間取り」。2012年よりテレビ番組「北野誠のおまえら行くな。」の企画により事故物件に住み始め、以降大阪・千葉・東京・沖縄で実際に9軒の事故物件に住んできたタニシの体験をそれぞれ間取り付きで紹介する本書は、発売から2ヶ月にして異例の増刷14刷りとなり、「恐すぎる!」と話題沸騰。現在までにノンフィクションとしては異例の10万部を突破した。この原作の最大の魅力であり、多くの人にそこまでの恐怖を感じさせる理由は、「ワケあり物件」に住んで実際に起きた不思議な話を、すべて間取り付きで紹介するため。「ペンキで塗りつぶされた鏡」、「帰宅すると勝手に空いている襖」など、間取り付きで実際に起きた怪奇現象が紹介されるからこそ、より一層リアリティのある怪談になっている。
そんな本作の映画化にあたり主演を務めるのは、KAT-TUNのメンバーとして絶大な人気を誇り、数々のドラマ・映画・CMにも出演し、スポーツ番組のMCも務めるなど、マルチな才能で幅広い世代から高い支持を得る亀梨和也。物語の主人公で、事故物件に住み始めることになる芸人・山野ヤマメを演じる。『映画 妖怪人間ベム』、『俺俺』、『ジョーカー・ゲーム』、『PとJK』に続き5作品目の主演作となるが、本作でついにホラーに初出演する。監督は、『リング』で日本映画界のホラーブームを牽引しハリウッドへも進出、その後も数々のヒット作・話題作を生み出し、『スマホを落としただけなのに』の大ヒットも記憶に新しいホラー映画の巨匠・中田秀夫が務める。
本編では実際にタニシが体験した怪奇現象をリアルに再現し、観る者も実際に起こった出来事をよりリアルに感じることができる。また、主人公が怪奇現象を映そうと部屋の中に設置するビデオカメラの映像も臨場感とともにリアリティのある恐怖を増幅させる。本作の撮影は1月下旬にクランクイン、都内近郊での撮影を経て2月末頃にクランクアップ予定だ。
■亀梨和也(山野ヤマメ役) コメント
ジャニーズに入って間もない頃に日本テレビの「怖い日曜日」という番組で案内役を務めた事はあったんですが、自分自身がホラー作品に出演するのは今回が初めてです。またJホラーを代表する中田監督とも初めてご一緒させて頂きますが、撮影現場の雰囲気も今からとても楽しみです。今回は芸人役にも挑戦しますが、仲良くさせて頂いている若手芸人さんも多いので、お話を聞かせてもらったり、参考にさせてもらっています。クランクインまでにライブも見に行きたいと思っています!僕自身の最近の不思議な体験は、昨年末に中田監督との顔合わせに行く時、急に移動車のエンジンがかからなくなって故障してしまったんです。直したはずなんですが、昨夜、車内でマネージャーさんから台本をもらった時にまたエンジンが止まってしまったんです!不思議な出来事でしたが、これも撮影に向けて気を引き締めろということかなと思いました。ただ、できることなら車は変えてもらいたいですね(笑)。普段自分を応援してくださっている方々にとっても初めての姿をお見せできると思いますし、ホラーファンの方々にとっても自分は初めましての存在だと思うので、色んな方に楽しんで頂ける作品にできるよう撮影に励みたいと思います。
■松原タニシ(原作) コメント
7年前、何の仕事もなかった一介の芸人が、テレビ番組「北野誠のおまえら行くな。」の企画で事故物件に住み始め、その経験が書籍化され、そしてまさかの映画化にまでされてしまう展開を、一体誰が想像できたでしょう。しかも主役が亀梨和也さん。そして監督が『リング』の中田秀夫監督。豪華すぎます。さて、これは単なるホラー映画ではありません。「事故物件怪談 恐い間取り」を原作として実写化されるということは、ファンタジーの世界ではなく、映画に登場する事故物件が現実にこの日本のどこかに存在するということです。果たして僕が過ごした「恐い間取り」たちが、スクリーンの中でどう生まれ変わり、どんな恐怖を見せてくれるのか、非常に楽しみです。
©Fujisato Ichiro
■中田秀夫(監督) コメント
「事故物件に住む=前住者である亡霊との共同生活」…今作の原作者、松原タニシさんは常人なら絶対にしたくないことを仕事にしている。ホラー映画をこれだけ撮ってきた私も今回ばかりは、さすがにリアルに恐いのだが、幸い主演の亀梨和也さんが、面白いアイディアをどんどん提案してくださっていて、彼との初タッグをとても楽しみに撮影準備できている。「住んでいる部屋が恐い」という、誰しも逃げようのない恐怖と共に、亀梨さんが劇中で住む四つの部屋の、極上の「地獄巡り」を楽しんでいただきたい。
『事故物件 恐い間取り(仮)』
8月28日(金) 全国ロードショー
監督:中田秀夫
原作:松原タニシ「事故物件怪談 恐い間取り」
脚本:ブラジリィー・アン・山田
出演:亀梨和也
配給:松竹
【ストーリー】 売れない芸人・山野ヤマメ(亀梨和也)は、先輩から「テレビに出してやるから事故物件に住んでみろ」と無茶ぶりされ、テレビ出演の誘惑と家賃の安さに負けて、殺人事件が起きた物件へと引っ越すことに。そこは普通の部屋だったのだが、撮影した映像の中には白いものが映っていたり、音声が乱れたり…。ヤマメの出演した番組は盛り上がる。番組からの期待も高まり、ネタ欲しさに事故物件を転々とするヤマメは、やがて様々な怪奇現象に遭遇し、「事故物件住みます芸人」として大ブレークするが…。ヤマメを待つ“最恐”の事故物件とは!?
©2020「事故物件 恐い間取り」(仮)製作委員会