山田裕貴「王子できるの?」と広末涼子に心配され、中井貴一からもイジられる「プリンスと言われるように頑張りたい」

2018年1月に公開しスマッシュヒットとなった、中井貴一と佐々木蔵之介のダブル主演で贈るコメディ映画『嘘八百』。その続編で、新たに広末涼子を迎えたシリーズ第2弾『嘘八百 京町ロワイヤル』が、2020年1月31日より公開される。このほど、1月20日にTOHOシネマズ 六本⽊ヒルズにて完成披露舞台挨拶が行われ、キャストの中井貴一、佐々木蔵之介、広末涼子、友近、森川葵、山田裕貴、竜雷太、加藤雅也が登壇した。

「まさか二作目ができるとは、考えもしなかった」という中井。「なんせ一作目は16日間で一本の映画を作りましたし、ものすごく寒かったですし、日々苦しい思いしかなかった。二作目ができてとても嬉しかったんですが、またあの苦しい思いをするのか…」と思いつつも撮影し、「やっぱり苦しかった」と現場を振り返った。

中井の話を隣で聞いていた佐々木も、前作では「寒いし、狭いし、お弁当のご飯凍っているし。またあの日々がくるのかと…」思ったそうだが、スタッフから「前より豪華にしますよ」と言われたという。「そしたら、なんと、撮影日数が4日増えまして(笑)、変わらずまた大変だった」と述べて、苦笑いを浮かべた。

“陶芸王子”としてお茶の間人気の若手陶芸家を演じた山田は、「本読みのときに、広末さんから『山田くん、王子できるの?』と言われたのが、すごく引っかかって(笑)。前に共演させてもらった時の役がとてつもなく変なキャラだったので、すごく心配されていた」とコメント。さらに、「高校時代のあだ名がプリンスだったんです。恥ずかしながら。嘘じゃないです!」とアピールして会場を笑わせていた。

2020年に挑戦したいこと聞かれた山田は「バンジージャンプとスカイダイビング」と答えつつ、「すぐに叶うことなんで言わせてもらっていいですか?」と前置きし、「中井さんと誕生日が一緒なんです」と告白。「今年やりたいことが、ひとつ叶いました」と述べる山田に、中井は「本当に!? じゃあ今後二人でお祝いしましょう」と笑顔で語りかけ、中井自身は2020年に「プリンスと言われるように頑張りたい」と山田をイジって会場を笑わせていた。

『嘘八百 京町ロワイヤル』
2020年1月31日(金)より、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
監督:武正晴
脚本:今井雅子 足立紳
主題歌:クレイジーケンバンド「門松」
出演:中井貴一 佐々木蔵之介 広末涼子 友近 森川葵 山田裕貴 坂田利夫 前野朋哉 木下ほうか 塚地武雅 竜雷太 加藤雅也 宇野祥平 桂雀々 吹越満 坂田聡 冨手麻妙 山田雅人 国広富之
配給:ギャガ

【ストーリー】 かつて、大阪・堺で幻の利休の茶器で大勝負を仕掛けた古物商の則夫(中井貴一)と陶芸家の佐輔(佐々木蔵之介)。二人はそれぞれの人生を送っていたが、ひょんなことからお宝眠る古都・京都で再会を果たす。そこで出会ったのは、着物美人の志野(広末涼子)。彼女のけなげな想いにほだされて、二人は利休の茶の湯を継承し「天下一」と称された武将茶人“古田織部”の幻の茶器にまつわる人助けに乗り出すが…。それは、有名古美術店(加藤雅也)や大御所鑑定家(竜雷太)、陶芸王子(山田裕貴)、テレビ番組をも巻き込む大騒動に発展する。

©2020「嘘八百 京町ロワイヤル」製作委員会