広末涼子「深く掘り下げるほどでもない。問題提起するわけでも、社会派でもない作品」に中井貴一&佐々木蔵之介は苦笑い、会場は大爆笑!

2018年1月に公開しスマッシュヒットとなった、中井貴一と佐々木蔵之介のダブル主演で贈るコメディ映画『嘘八百』。その続編で、新たに広末涼子を迎えたシリーズ第2弾『嘘八百 京町ロワイヤル』が、1月31日より公開中。このほど、2月12日にTOHOネマズ 日比谷にて大ヒット御礼舞台挨拶が行われ、キャストの中井貴一、佐々木蔵之介、広末涼子が登壇した。

中井は「世の中は人の集まるところに行ってはいけない雰囲気がある中、これだけ多くのお客様にお集まりいただきまして」と、新型コロナウイルスが世間を騒がせる中、集まってくれた観客に感謝。

「明るいニュースがないこの数日、本当にお客さんが来なかったどうしよう」と不安のまま舞台に上がったという広末は、「こんなにたくさんの方に来ていただいて、本当にありがとうございます」と感謝しつつ、広末の姪が映画を観たそうで「『パラサイト 半地下の家族』を観た後にこれを観たら、すごく救われたと言ってました(笑)」と姪との楽しげな会話とともに、本作をアピールした。

「おっしゃる通り!」と広末に同調した中井も、『パラサイト』後に本作を観たそうで、「『パラサイト』、『嘘八百』、『パラサイト』、『嘘八百』と観ていけば良いと思う。薄まっていく感じ?(笑)」と持論を展開。映画の注目ポイントについて聞かれると、「撮影している側としては、坂田(利夫)師匠には、ドキドキした。ちゃんとセリフが言えるかな?」と現場で心配事を明かした。

周囲の反響について聞かれた佐々木は、知人から「お客さん、入ってたよ」と言われたそうで「入ってないと思ってたんでしょうね(笑)。『名古屋で観たけど、私、最前列だったよ』」と言われたという。これに中井は「俺も観に行ったとき、入ってたよ」と劇場の様子を明かすと、佐々木が「入ってないと思ってたんですか!?」とツッコんで会場を笑わせた。

広末も周囲から「面白かった!」と言われたそうだが、「かと言って、長い感想はない。そういう作品です」とキッパリ。隣で中井と佐々木が苦笑いするなか、変な空気を感じ取った広末はフォローをするつもりで「深く掘り下げるほどのものでもない、単純に楽しんでもらえる作品。問題提起するわけでも、社会派なわけでもないけど、それがこの作品の良いところ!」としたが、話せば話すほど墓穴を掘っていく広末と、小さくなっていく中井と佐々木の姿に会場は大爆笑だった。

最後は明後日がバレンタインデーということで、広末から中井と佐々木に、特大チョコレートのプレゼントが。チョコには坂田師匠のギャグである「あ~りがとさ~ん」の文字が記されており、MCから「愛のメッセージですか?」と問われた広末は、坂田師匠のものまねで「あ~りがとさ~ん」を全力で披露し、中井と佐々木を大爆笑させていた。

『嘘八百 京町ロワイヤル』
1月31日(金)より、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー中
監督:武正晴
脚本:今井雅子 足立紳
主題歌:クレイジーケンバンド「門松」
出演:中井貴一 佐々木蔵之介 広末涼子 友近 森川葵 山田裕貴 坂田利夫 前野朋哉 木下ほうか 塚地武雅 竜雷太 加藤雅也 宇野祥平 桂雀々 吹越満 坂田聡 冨手麻妙 山田雅人 国広富之
配給:ギャガ

【ストーリー】 かつて、大阪・堺で幻の利休の茶器で大勝負を仕掛けた古物商の則夫(中井貴一)と陶芸家の佐輔(佐々木蔵之介)。二人はそれぞれの人生を送っていたが、ひょんなことからお宝眠る古都・京都で再会を果たす。そこで出会ったのは、着物美人の志野(広末涼子)。彼女のけなげな想いにほだされて、二人は利休の茶の湯を継承し「天下一」と称された武将茶人“古田織部”の幻の茶器にまつわる人助けに乗り出すが…。それは、有名古美術店(加藤雅也)や大御所鑑定家(竜雷太)、陶芸王子(山田裕貴)、テレビ番組をも巻き込む大騒動に発展する。

©2020「嘘八百 京町ロワイヤル」製作委員会

『嘘八百 京町ロワイヤル』
1月31日(金)より、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー中
監督:武正晴
脚本:今井雅子 足立紳
主題歌:クレイジーケンバンド「門松」
出演:中井貴一 佐々木蔵之介 広末涼子 友近 森川葵 山田裕貴 坂田利夫 前野朋哉 木下ほうか 塚地武雅 竜雷太 加藤雅也 宇野祥平 桂雀々 吹越満 坂田聡 冨手麻妙 山田雅人 国広富之
配給:ギャガ

【ストーリー】 かつて、大阪・堺で幻の利休の茶器で大勝負を仕掛けた古物商の則夫(中井貴一)と陶芸家の佐輔(佐々木蔵之介)。二人はそれぞれの人生を送っていたが、ひょんなことからお宝眠る古都・京都で再会を果たす。そこで出会ったのは、着物美人の志野(広末涼子)。彼女のけなげな想いにほだされて、二人は利休の茶の湯を継承し「天下一」と称された武将茶人“古田織部”の幻の茶器にまつわる人助けに乗り出すが…。それは、有名古美術店(加藤雅也)や大御所鑑定家(竜雷太)、陶芸王子(山田裕貴)、テレビ番組をも巻き込む大騒動に発展する。

©2020「嘘八百 京町ロワイヤル」製作委員会