高橋一生「結婚できるかなという恐怖はある」、蒼井優「その脚力で外に出るべき」

2008年に雑誌「ダ・ヴィンチ」で連載され話題を呼んだ、一人のラブドール職人と彼が一目で恋に落ち結婚した妻との日々を描いた傑作小説を、原作者のタナダユキ自身が監督・脚本し、高橋一生と蒼井優の共演で映画化した『ロマンスドール』が、2020年1月24日より公開される。このほど、1月13日に神楽座にて本作の公開直前!プライベート試写会が行われ、キャストの高橋一生、蒼井優が登壇した。

MCなしのトークイベントに登壇し、来場者から質問に答えた高橋と蒼井。結婚に恐怖心があるという質問者に対して、高橋は「結婚できるかなという恐怖はある」とコメント。「結婚に対してイメージしていることが少ない。だから結婚したら意外と自然にいくかも」と語った。

蒼井から「結婚したいですか?」と聞かれた高橋は「したいですけど、相手がいなかたっら始まらない」とボヤキつつ、家の中でずっと自転車をこいでいるそうで「想像できます? それを見守っている奥さんって。想像つかないんですよね…。だからないと思う」としみじみ。すかさず蒼井は「だから、それを捨てたほうが良い! その脚力で外に出るべき」と突っ込んで会場を爆笑させた。

対して蒼井は、結婚について「しないもんだと思っていた。考えてもいなかった。うっかり(笑)」結婚してしまったと冗談交じりに笑いつつ「結婚というよりも家族になるという感覚。男女が一生添い遂げるというよりも、添い遂げるのが当たり前というか。と言っても、新婚なので私が今何を言っても説得力はないと思いますが(笑)」とコメント。続けて「車線変更という感じ、大きく道が変わるわけではない」と述べると、高橋は「すごくいい言葉! 車線変更したい!」と羨ましそうに叫んでいた。

『ロマンスドール』
2020年1月24日(金)より全国ロードショー
監督・脚本:タナダユキ
原作:タナダユキ「ロマンスドール」
主題歌&劇中歌:never young beach
出演:高橋一生 蒼井優 浜野謙太 三浦透子 大倉孝ニ ピエール瀧 きたろう 渡辺えり
配給:KADOKAWA

【ストーリー】 美人で気立てのいい園子(蒼井優)に一目惚れして結婚した哲雄(高橋一生)が、彼女にずっと隠し続けている仕事、それはラブドール職人としてドールを作っていること。平穏に過ぎていく日常の中、哲雄は仕事にのめり込み、恋焦がれて結婚したはずの園子とは次第にセックスレスになっていた。いよいよ夫婦の危機かと思ったとき、園子はぽつりと胸の中に抱えていた秘密を打ち明けた。純愛と性愛とドールが交錯する、大人のラブストーリー。

©2019「ロマンスドール」製作委員会