AI(アイ)「この曲、今までで一番泣いたかも」主題歌の映画版MVが公開!大沢たかお『AI崩壊』

『キングダム』の大沢たかお主演、『22年目の告白-私が殺人犯です-』の入江悠が監督・脚本を務めた完全オリジナル映画『AI崩壊』が、2020年1月31日より公開される。このほど、AIが歌う主題歌「僕らを待つ場所」の映画版ミュージックビデオがお披露目となった。

主題歌「僕らを待つ場所」の映画版ミュージックビデオでは、AI暴走による未曾有の大パニックに陥った背景にある人間ドラマを、AI(アイ)の魂のこもった歌詞と歌声により、心の奥底にある家族への想いを表現している。さらに、本映像は映画のエンドロールを見ているかのような構成となっており、楽曲と映像の余韻を感じることができ、観る者の心を揺さぶる。AI(アイ)はこの楽曲について、「この曲は、映画のイメージとはあえて逆に温かく生の声を伝えたかったので機械的な音を避けました。この曲を歌う時に感情的になってしまい、今までで一番泣いたかも。どんな人でも生まれたところがあって大事な場所があって大事な人がいたりする。そんな思いを持って聴いてもらいたいです」と語る。

本作は10年後を舞台にした本格サスペンス超大作だが、主演の大沢は決して“ハリウッド風”の映画にしたくなかったと熱弁する。いくら派手なアクションを見せたとしても、一番大切なのは人間ドラマであり、主人公の桐生をスーパーヒーローのような人物ではなく“普通の男”として演じることを一番大切にしたという。大沢は、「この映画はアクションもあるしエンターテイメント大作です。だからこそ一本の軸となる人間ドラマがないといけないと思っていました。ハリウッド映画を超える日本映画の良さは、スーパーヒーローのようなキャラクターではなく、普通の男が必死に行動する生身の人間っぽさ。普通の人間が大変なことに巻き込まれて、それをなんとか乗り越える姿が僕にはしっくり来たんです」とコメント。さらに入江監督も「登場人物全員が持つ個性や魅力を丁寧に描くことを意識しました。この作品を通じて、AI社会が進んだ未来について考えるきっかけになれば嬉しいです」と丁寧な作業で作品を作り上げていったことを明かした。

『AI崩壊』
2020年1月31日(金) 全国公開
監督・脚本:入江悠
主題歌:AI「僕らを待つ場所」
出演:大沢たかお 賀来賢人 広瀬アリス 岩田剛典 髙嶋政宏 芦名星 玉城ティナ 余貴美子 松嶋菜々子 三浦友和
配給:ワーナー・ブラザース映画

【ストーリー】 AIが人間の生活に欠かせない存在となった10年後の日本。天才科学者で画期的なAIの開発者・桐生浩介(大沢たかお)が開発したAIが突如として暴走し、日本中がパニックに陥る。年齢、年収、家族構成、病歴、犯罪歴…国民の個人データを完全に掌握したAIが人間の生きる価値を選別し、殺戮を始める。

©2019映画「AI崩壊」製作委員会