高橋一生&蒼井優「エッチしてるときもジャグリング」きたろうのツッコミに苦笑い

2008年に雑誌「ダ・ヴィンチ」で連載され話題を呼んだ、一人のラブドール職人と彼が一目で恋に落ち結婚した妻との日々を描いた傑作小説を、原作者のタナダユキ自身が監督・脚本し、高橋一生と蒼井優の共演で映画化した『ロマンスドール』が、2020年1月24日より公開される。このほど、12月18日に新宿バルト9にて完成披露試写会が行われ、キャストの高橋一生、蒼井優、三浦透子、きたろう、タナダユキ監督が登壇した。

『リリイ・シュシュのすべて』で蒼井と初共演したという高橋。その当時、「蒼井さんは14歳で、僕は20歳を過ぎていたので、現場でも遊び方が違った」という。高橋らは「大人ぶっちゃってビリヤード行くか」と言っていたそうだが、蒼井は「市原隼人くんとカエルを捕まえてました。リリイとシュシュの二匹のカエルを(笑)」と微笑ましいエピソードを披露した。

蒼井は高橋について、「一生さんは、初めての現場で何も知らない状態(の自分)を見ているので、私の中では地元の知り合いみたいな感じで、勝手に親近感を持っている」とのこと。続けて「いつも現場で“一生くん”と呼ばせてもらっているんですけど、途中ではっと気づいて、すごい先輩だと…(笑)。今更高橋さんと言うのもなんだしなと思って…(笑)」と胸の内を明かすと、高橋が「それはショックですよ(笑)」と苦笑い。続けて蒼井は「14歳のときの無礼さを今だに持ちつつ、恐る恐る“一生くん”と呼ばせていただいてます」と笑顔で語っていた。

蒼井の役者としての印象を聞かれた高橋が、「蒼井さんとお芝居をするとジャグリングのような感じ。玉がテーブルの下と上をずっと行き交っている」と表現すると、きたろうから「エッチをしているときも?」とツッコまれる場面も。対して高橋は「エッチをしてるときもジャグリングですね(笑)」と苦笑いを浮かべていた。

『ロマンスドール』
2020年1月24日(金)より全国ロードショー
監督・脚本:タナダユキ
原作:タナダユキ「ロマンスドール」
主題歌&劇中歌:never young beach
出演:高橋一生 蒼井優 浜野謙太 三浦透子 大倉孝ニ ピエール瀧 きたろう 渡辺えり
配給:KADOKAWA

【ストーリー】 美人で気立てのいい園子(蒼井優)に一目惚れして結婚した哲雄(高橋一生)が、彼女にずっと隠し続けている仕事、それはラブドール職人としてドールを作っていること。平穏に過ぎていく日常の中、哲雄は仕事にのめり込み、恋焦がれて結婚したはずの園子とは次第にセックスレスになっていた。いよいよ夫婦の危機かと思ったとき、園子はぽつりと胸の中に抱えていた秘密を打ち明けた。純愛と性愛とドールが交錯する、大人のラブストーリー。

©2019「ロマンスドール」製作委員会