大都会から農地へと移り住んだ夫妻が美しいオーガニック農場を作りあげようとする8年間の奮闘を描くドキュメンタリー映画『ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方』が、2020年3月より公開される。このほど、本作の予告編がお披露目となった。
2018年から各国の映画祭で数々の観客賞を受賞した本作。殺処分寸前で保護した愛犬トッドの鳴き声が原因で、大都会ロサンゼルスのアパートを追い出されたジョンとモリー夫妻。料理家の妻は、本当に体にいい食べ物を育てるため、夫婦で愛犬トッドを連れて郊外の荒れ果てた農地へと移り住む。しかし、そこに広がっていたのは200エーカー(東京ドーム約17個分)もの荒れ果てた農地だった…。二人は、自然の厳しさに翻弄されながらも、命のサイクルを学び、動物や植物たちと共に、未来への希望に満ちた究極に美しい農場を創りあげていく。
本作監督は、映画製作者、テレビ番組の監督として25年の経歴を持つジョン・チェスター。アニマルプラネットとITVの野生生物番組の製作者として世界中を旅したことがきっかけで、生態系の複雑な相互作用に興味を持つようになり、2010年妻のモリーと共に、アプリコット・レーン・ファームと名付けた農場を始めることになった。予告編では、「ある約束を守りたかった。都会を去り、自然と共生する農場を作ること」とジョンが語りはじめ、「僕らの農場計画は、ひと味違う。植物、野生動物、家畜、すべてが手を取り合う」と説明。“生涯の友だち”になった豚のエマと鶏のグリーシーや愛犬トッドら動物たちと楽しい生活を送るジョンとモリー夫妻の姿が映し出される一方、「僕らに計画があるように」「自然には自然の計画が…」と農作物や家畜たちには様々なトラブルが。さらにカリフォルニア州南部で山火事が発生し、彼らの農場にも危険が迫ってくる場面も。そんな中でも、二人は新しい命の誕生に喜び、究極の農場づくりに奮闘する。
『ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方』
2020年3月、シネスイッチ銀座、新宿ピカデリー、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次公開
監督:ジョン・チェスター
出演:ジョン・チェスター モリー・チェスター 愛犬トッド 動物たち
配給:シンカ
【作品概要】 殺処分寸前で保護した愛犬のトッド、その鳴き声が原因で大都会ロサンゼルスのアパートを追い出されたジョンとモリー。料理家の妻は、本当に体にいい食べ物を育てるため、夫婦で郊外へと移り住むことを決心する。しかし、そこに広がっていたのは200エーカー(東京ドーム約17個分)もの荒れ果てた農地だった…。時に、大自然の厳しさに翻弄されながらも、そのメッセージに耳を傾け、命のサイクルを学び、愛しい動物や植物たちと未来への希望に満ちた究極に美しい農場を創りあげていく。
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