飯豊まりえ「お清めの塩2キロを持ち歩き、ホテルでも撒いていた」衝撃エピソード暴露!

飯豊まりえが初の単独主演を務め、小説家の乙一として知られる安達寛高の完全オリジナル作にして長編監督デビュー作となるホラー映画『シライサン』が、2020年1月10日より公開される。このほど、12月12日に新宿ピカデリーにて本作の舞台挨拶が行われ、キャストの飯豊まりえ、稲葉友、江野沢愛美が登壇した。

本作で初の単独主演、そして初のホラー作品への挑戦となった飯豊は、「とても嬉しかったです。でも、個人的にはオバケが苦手なので(オファーが)『来てしまった…』と、びっくりしています」とコメント。そんな飯豊を側で支えた稲葉も本格ホラー作品への出演は今回が初めて。「怖がっている飯豊を『大丈夫だよ~』とする時間が長かったです。(飯豊は)誰よりも怖がってた」と撮影前から怯えていた飯豊のエピソードを暴露した。また、撮影前に行われた“お祓い”では飯豊にある事件が。「お祓いの時に神主さんがまさかの私の名前を噛んだんです!」と縁起の悪い出来事を明かし、「わたしもうこれで呪われちゃった…」と思ったと話すと、怖がる飯豊に客席の女子高生からは「かわいい~!!」と悶絶のリアクションが。江野沢は「体当たりすぎて本当に難しくて、初めてこんなに悩みました」と撮影時の知られざる苦難を明かした。

同じ元Seventeen専属モデルであり、プライベートでも仲が良いという飯豊と江野沢。初共演の感想を聞かれた飯豊は、「まなちゃんとはもともと地元も近いですし、同じ事務所だし、小学生の頃からの仲なので、今回親友役ということでとってもご縁を感じました」と江野沢との信頼関係を感じさせ、江野沢は「まさかお芝居の現場でお会いするとは思わなかったのですごい感慨深いです。小さい時からレッスンにも一緒に通ってたので、不思議な気持ちになりましたけど、撮影中に一緒に温泉に行ったりしたのがすごく思い出になっています」と仲良しエピソードを交え念願叶っての共演の喜びを語った。

続いて、飯豊は本作の注目ポイントについて「やっぱり一番はシライサンのビジュアルじゃないですかね。目をそらしたくなるようなビジュアルですし、見たことがないようなキャラクターだと思います」と見どころを口にした。

ホラーの撮影現場といえば何らかの“怖い出来事”は付き物。撮影中に起きた怖い体験を聞かれると、飯豊は「(お清めの)塩2キロを持ち歩いてました」と怯えすぎな衝撃エピソードを告白。飯豊が撮影中に宿泊していたホテルでは「部屋にも撒いてました」と明かすと、稲葉からも思わず「清掃の人の気持ち考えろよ!(笑)」とツッコミが入り、会場からも笑いが漏れた。

飯豊のお祓い塩エピソードにちなみ、映画を観るにあたって、キャストからお祓い塩ならぬ“お祓い塩飴”が観客にプレゼントされた。カラーキューブに入れられた飴が客席に投げ込まれると、客席のすぐ近くに集まったキャストたちに女子高生たちからは黄色い歓声が上がった。そして飯豊が締めの話をはじめた最中、どこからともなく鳴り響く鈴の音と共に突如会場の照明が暗転。スクリーンに「わたしの名前を知っているやつを殺す」という文字と共に、映画に登場する怨霊“シライサン”がスクリーンいっぱいに映し出されるサプライズが。観客は大絶叫し、会場全体を巻き込んだ仕掛けに飯豊と江野沢も悲鳴をあげ、稲葉へ助けを求める一幕も。飯豊は目に涙を浮かべるほどに驚いた様子で、またもや誰よりも怖がりすぎるリアクションを見せたと思えば、稲葉から驚きすぎな様子を指摘されると、「怖かったんだから~!」と開き直ってみせ、思わず騒然としていた観客からも笑いの声が上がった。

最後に、飯豊は「目をそらしたら殺されるという新しいキャラクター“シライサン”。みなさんもぜひシライサンからの呪いを解く方法を探してみてください」と作品をアピールし、笑いと絶叫に包まれたイベントは大盛況のまま終了した。

『シライサン』
2020年1月10日(金) 全国公開
監督・脚本:安達寛高(乙一)
主題歌:Cö shu Nie「inertia」
出演:飯豊まりえ 稲葉友 忍成修吾 谷村美月 染谷将太 江野沢愛美
配給:松竹メディア事業部

【ストーリー】 眼球が破裂した死体が連続して発見された。直接の死因は心不全だった。そして、死の直前“何か”に怯え取り憑かれたようだったという、奇妙な共通点があった。 親友を目の前で亡くした大学生の端紀(飯豊まりえ)と、弟を失った春男(稲葉友)。二人は共に事件を調べ始める。鍵を握る詠子を探し出すが、ほどなく彼女は「シライサン…」という謎の言葉を残し、眼球を破裂させ心不全で死亡した。事件に目を付けた雑誌記者の間宮も加わり、徐々に明かされてゆく“シライサン”の呪い…。核心に近づく3人の前に、理解を超えた、戦慄の事実が待ち受けていた。

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