浜辺美波「正直想像がつかなかった」邦画業界初の動き出すポスター!『思い、思われ、ふり、ふられ』

2015年から「別冊マーガレット」にて連載され、シリーズ累計部数(電子版も含む)が450万部を突破した咲坂伊緒による大ヒット少女コミックを、浜辺美波、北村匠海、福本莉子、赤楚衛二の共演で実写映画化する『思い、思われ、ふり、ふられ』が、2020年8月14日より公開される。このほど、邦画業界初となる、本作の動き出すポスターがお披露目となった。

本作は、4人の高校生男女の切なくすれ違う恋模様を瑞々しく描いた青春ラブストーリー。偶然出会ったタイプの全く違う朱里と由奈、朱里の義理の弟・理央と由奈の幼馴染・和臣は、同じマンションに住み同じ学校に通う高校1年生。秘密や葛藤を抱えた4人が恋愛や友情を通して、自分自身、他者と向き合いながら成長していく。

動き出すポスターは、屋外、電車内の広告が急激に動画へとシフトしている昨今、「映像が一番の武器である映画は、何故いつまで静止画のポスターなのか」という疑問点から企画がスタートした。全国の映画館においてもデジタルサイネージは多数導入されているが、ポスターをデータ出力したり、横型の映像を縦型に変換して流すなどが主流であり、未だにその媒体を活用しきれていないのが現状だ。

本作では、2020年以降さらに増えるであろうこのデジタル媒体に合わせて、ポスター=静止画という概念を覆す新しい映像広告物として“動き出すポスター”を発案・完成させた。制作過程においては、三木孝浩監督が自らのディレクションのもと、ポスターやスマホの画角に合わせて縦型で新規撮影。監督自身も、撮影時から縦型で撮影するのは初めての試みであった。

出来上がったポスターは、朱里(浜辺美波)、理央(北村匠海)、由奈(福本莉子)、和臣(赤楚衛二)が床に寝そべって空を見上げている所から、「青春が、動き出す」というコピーとともに4人が動き出し、それぞれ一人ずつの表情を捉えた後、「恋、それぞれの結末へ」というコピーに転換し、全員揃った4分割の構図に切り替わる。恋愛、葛藤、成長の躍動感がテーマである本作であるからこそ、彼らの動き出す青春をこのポスターで最大限表現している。30秒のタイプのほかに、朱里、由奈、理央、和臣それぞれのキャラクター編も制作しており、新宿ピカデリー、OSシネマズ神戸ハーバーランドをはじめ、各地の映画館にて順次展開される予定だ。

併せて、ダブルヒロインを演じる浜辺と福本が新宿ピカデリーを実際に訪れ、サイネージに流れる様子をチェックした動画も披露された。二人は「すごい動いている!懐かしい!いいですね!」と興奮した様子で、フロア一体に掲出された“動き出すポスター”を見つめていた。

■浜辺美波(朱里役) コメント
“動き出すポスター”を作りますと聞いても、撮影時はどんな風になるのか正直想像がつかなかったので、今日完成したものを見て、やっと分かりました。一見綺麗なポスターのようだけど、表情やシーンが映像として移り変わっていくのが見ていてすごく楽しくて面白いです。

■福本莉子(由奈役) コメント
30秒の短い映像を作り上げるために、何度も何度もアングルを変えながら何時間も撮影していたので大変でしたが、今日劇場で流れているものを実際に見られて嬉しかったです。三木監督がすごく素敵に撮ってくださったので、ループされるのが心地よく、ずっと見ていられますね。

■三木孝浩(監督) コメント
思春期のキャラクターたちの想いは一所に留まることなく常にたゆたうように動き続ける。そんな本作の空気感を静止画ではなくこの“動き出すポスター”で表現出来たらと思って創りました。四者四様の想いの矢印のすれ違いにドキドキしつつ、本編に期待していただけたら嬉しいです!

実写映画『思い、思われ、ふり、ふられ』
2020年8月14日(金) 全国公開
監督:三木孝浩
原作:咲坂伊緒「思い、思われ、ふり、ふられ」
脚本:米内山陽子 三木孝浩
出演:浜辺美波 北村匠海 福本莉子 赤楚衛二
配給:東宝

【ストーリー】 偶然出会ったタイプの全く違う朱里(浜辺美波)と由奈(福本莉子)、朱里の義理の弟の理央(北村匠海)と由奈の幼馴染の和臣(赤楚衛二)は、同じマンションに住み同じ学校に通う高校1年生。理央に憧れる由奈、朱里に言えない想いを抱える理央、秘密を抱える朱里、ある秘密を目撃してしまった和臣。それぞれの思いは複雑に絡み合い、相手を思えば思うほどすれ違っていき…切なすぎる恋が動き出す。

©2020 映画「思い、思われ、ふり、ふられ」製作委員会 ©咲坂伊緒/集英社