1984年に公開され、その年の全米興行収入で圧倒的No.1に輝き、世界的大ヒットとともに社会現象を巻き起こした一大エンターテイメント映画『ゴーストバスターズ』、そして『ゴーストバスターズ2』(1989)。その後継的作品ともいえる『ゴーストバスターズ/アフターライフ』が、2020年に公開されることが決定した。併せて、予告編とポスタービジュアルがお披露目となった。
シリーズを監督したアイヴァン・ライトマンからそのバトンを託されたのは、アカデミー賞監督賞にノミネートされた経歴を持ち、彼の息子でもあるジェイソン・ライトマン監督。第82回アカデミー賞の作品賞・監督賞・脚本賞など5部門にノミネートされた『マイレージ、マイライフ』や、第80回アカデミー賞の作品賞・監督賞など4部門にノミネートされた『JUNO/ジュノ』などの作品で知られ、実力派監督としてハリウッドで確固たる地位を築く彼が、『ゴーストバスターズ』の世界を創り出す。
予告編では、「遺されたのは、おじいちゃんの不気味な屋敷だけ」と、兄妹と母親が田舎に引っ越してくるが、彼らがやってきた土地は、なぜか毎日地面が揺れている。そして、住み始めた古い家で妹が見つけ出したというある不思議な装置を「ゴーストトラップ」のレプリカだと教師は興奮気味に告げ、さらに「もう30年以上ゴーストは現れていない。だけど、80年代のN.Y.はゴーストだらけだった」と語り、あの“バスターズ”との繋がりを示唆するように、当時を取り上げたニュース映像を見せる。謎の多い“おじいちゃん”の遺品を探るうちにさらに謎が深まる中で1台の車、ECTO-1を発見する。この車は紛れもなく、80年代にバスターズが使用していた車両だった。エンジン始動とともに、止まっていた時が、そして彼らの運命が動き始める。
出演は、マーベル作品『アントマン』シリーズで知られるポール・ラッド。兄妹役には、『gifted/ギフテッド』で天才児を熱演し、『キャプテン・マーベル』で演じた主人公の子供時代も印象的なマッケナ・グレイス、「ストレンジャー・シングス 未知の世界」シリーズで大ブレイクし、『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』のフィン・ウルフハード。そして兄妹に不気味な屋敷を遺した“おじいちゃん”とは一体誰を指すのか、今からその発表が待ちきれない。
『ゴーストバスターズ/アフターライフ』
2020年 公開
監督:ジェイソン・ライトマン
出演:ポール・ラッド マッケナ・グレイス フィン・ウルフハード
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント