巨匠ブライアン・デ・パルマ監督の8年ぶりとなるサスペンス・アクション最新作で、TVシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」のジェイミー・ラニスター役としての印象が強かったニコライ・コスター=ワルドーが主演する『ドミノ 復讐の咆哮』が、2020年2月14日より公開される。このほど、本作の予告編と場面写真がお披露目となった。
本作は、一つの殺人事件が国際テロ事件へと変貌を遂げていく予測不能のノンストップ・サスペンス。
予告編では、主人公、デンマーク・コペンハーゲン市警の刑事クリスチャン(ニコライ・コスター=ワルドー)と、同僚刑事ラース(ソーレン・マリン)が、通報を受け現場に踏み込み、殺人犯タルジを捕らえるが、その直後にラースが重傷を負うシーンが映し出される。この日を境に事件はデンマーク警察、米国CIA、果てはISISの三つ巴の思惑が複雑に絡んだ国際テロへと変貌していく。終盤でクリスチャンの「俺が全てを終わらせる」という復讐を誓う咆哮が響く。また、怪しさを匂わせる靴の先に血の着いたカットや、実際にオランダ国際映画祭で撮影が行われたという、レッドカーペット上での過激すぎる虐殺シーンなど、これぞ“デ・パルマ節”とも言えるショットも満載だ。
場面写真は、事件のカギを握るCIAエージェントを演じるガイ・ピアースの不気味さが漂うカットや、クリスチャンの相棒を演じ、「GOT」仲間でもあるカリス・ファン・ハウテンの姿などを収める。
『ドミノ 復讐の咆哮』
2020年2月14日(金)より、シネマート新宿&心斎橋ほか全国順次公開
監督:ブライアン・デ・パルマ
出演:ニコライ・コスター=ワルドー カリス・ファン・ハウテン ガイ・ピアース ソーレン・マリン
配給:トランスフォーマー
【ストーリー】 デンマーク市警の刑事クリスチャン(ニコライ・コスター=ワルドー)とラース(ソーレン・マリン)は、市内パトロール中にある殺人事件に遭遇。クリスチャンは、犯人タルジを取り押さえたが、隙を衝かれた際に、同僚ラースが重傷を負い、さらには謎の男ジョー(ガイ・ピアース)たちに犯人を連れ去られてしまう。拳銃の不携帯という自身のミスでラースを危険に晒したクリスチャンだったが、自身への失望と怒りから、上司からの謹慎処分を無視、同僚の女刑事アレックス(カリス・ファン・ハウテン)と共に元特殊部隊員の過去を持つ犯人・タルジを追うが…。
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