「グランドジャンプ」にて連載中のいつまちゃんによる人気コミックスを、内田理央を主演に迎えて実写ドラマ化する「来世ではちゃんとします」が、2020年1月8日よりテレビ東京系にて放送されることが決定した。
本作は、性をこじらせたイマドキ男女を描く赤裸々ラブエロコメディ。物語の主人公は、CG制作会社「スタジオデルタ」の社員・大森桃江。性に奔放で5人のセフレがいる性依存系女子で、「セックスは金のかからない趣味」と割り切っている反面、本命の男性の彼女には決してなれないという事実にどうしようもない切なさと虚しさを感じている。だが、そんな自分の人生を「まーいっか。来世ではちゃんとしますということで」とどこかクールに見つめている、承認欲求と好奇心と寂しさの狭間を生きるアラサー女性だ。
主人公・桃江を演じるのは、女優やモデルとして活躍し男女問わず大人気の内田理央。ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」、「おっさんずラブ」など話題作に続々と出演し、2019年には「向かいのバズる家族」で主演を務めるなど女優として勢いに乗る中、今回はテレビ東京のドラマ初主演となる。
脚本は、演劇ユニット・ブス会*を主宰し、ドラマ「恋のツキ」、「吉祥寺だけが住みたい街ですか」などを手掛けた、現代を生きる女性たちの姿をリアルに炙り出す名手ペヤンヌマキ。監督はドラマ「ポルノグラファー」や映画『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』などを手掛け、『“隠れビッチ”やってました。』(12月6日公開)が控える三木康一郎が担当する。
■内田理央(大森桃江役) コメント
Q:オファーを受けた時の想い、台本を読んだ感想をお聞かせ下さい。
原作の漫画を読んですごく面白かったので、ドラマ化すると聞いてちょっとドキドキしたのですが、素直にこのドラマを見てみたいなと思ってワクワクしました。
Q:演じられる主人公・大森桃江の印象は?また、桃江に共感できる所はありますか?
私とは全く違うタイプなので、だからこそすごく興味津々で、桃江ちゃんみたいなタイプの人もそりゃいるよなって思いました。でも、所々感じる虚しさや寂しさの部分は共感できて、すごく可愛いくておっとりした、女の子にも男の子にも好かれるタイプだなと思います。
Q:これから撮影が始まりますが、楽しみにしていることは?
(桃江が働いている)スタジオデルタの個性豊かなこじらせ男女5人の掛け合いが、このドラマの魅力の一つかなと思うので、そこは本当に楽しく和気あいあいとやりたいなと思います。
Q:このドラマの見どころ、視聴者の皆様へメッセージをお願いします。
こじらせ女子にも、パリピ女子にも、どの世代のどんな女の子にも、何かどこか絶対共感できるストーリーがあり、男の人も、女の子を知るために見て頂ければ、モテる秘訣になるのかなと思います。なので、共感の為にも勉強の為にも是非見て頂きたいです!
■いつまちゃん(原作者) コメント
この作品の原作第1話は、私が桃江たちと同じように映像会社で働いていた頃、終電を逃して駆け込んだ漫画喫茶にてネームを描き上げました。“平凡だけれど怒涛”の日常から生まれて、読んで支えてくれた全ての方に育てられた、思い入れの深い作品です。キャラクター達に命が吹き込まれた姿が見られるのが本当に嬉しいし、イチ視聴者として心から楽しみです。登場キャラクターは極端な人間ばかりですが、誰かしらには共感できる要素があると思います。たぶん。ちょっとした幸せと、不幸を繰り返す彼らの日常を覗き観て「生き辛い世の中だけど人生そんな捨てたもんじゃないな…」と思っていただけたら幸いです。
©いつまちゃん/集英社
「来世ではちゃんとします」
2020年1月8日(水)よりテレビ東京ほかにて放送開始 毎週水曜 深夜1時35分~放送
2020年4月よりBSテレ東にて放送
2020年1月1日(水)21時より動画配信サービス「Paravi」にて毎話独占先行配信
監督:三木康一郎 湯浅弘章 ペヤンヌマキ 大内隆弘 松浦健志
原作:いつまちゃん「来世ではちゃんとします」
脚本:ペヤンヌマキ 舘そらみ
出演:内田理央
【ストーリー】 舞台は都内にある小さな映像プロダクション「スタジオデルタ」。アニメやゲームのCG制作を行う下請けの会社で、仕事はかなりの激務。深夜を過ぎても忙しく働く彼らは、偶然にも全員が性的にこじらせていた。5人のセフレがいる性依存女子、彼氏いない歴=年齢のBL大好き処女、無責任に女性を弄ぶ魔性のイケメン、過去のトラウマから処女しか愛せなくなった面食い、風俗嬢にガチ恋し収入のほとんどを貢ぐ男。そんな社員の一人、大森桃江(内田理央)は5人のセフレと同時進行で付き合っている性依存気味の女。承認欲求と性的好奇心の塊であり「セックスは金のかからない趣味」と割り切っている。そんな桃江だが一番のお気に入りであるA君には本気で恋をしている。商社勤務のA君は高学歴・高収入のハイスペイケメンで、SM趣味があるなど性癖はちょっと特殊。ただ、A君には別に本命の彼女がいる…。桃江は切ない思いを募らせながらも、自分の恋が決して報われないことは自覚しており、そんな自分の人生を「まーいっか。来世ではちゃんとしますということで」と、どこかクールに考えているのだった。
©「来世ではちゃんとします」製作委員会