社会に蔓延るセクハラやパワハラなどのハラスメント事件を一風変わった手法で痛快に解決するマルオースーパー、コンプライアンス室長・秋津(唐沢寿明)の奮闘を通して、ハラスメントの真髄に真っ向から挑んだ、2018年10月クールで放送され話題となった井上由美子原作・脚本の「ハラスメントゲーム」。そのドラマスペシャル「ハラスメントゲーム 秋津VSカトクの女」が2020年1月にテレビ東京系で放送されることが決定した。
今回のテーマは「働き方改革」。スペシャルゲスト(後日発表)を迎え、更にグレードアップした井上由美子オリジナル脚本で臨む。井上由美子脚本ならではの、緻密な構成とキャラクター作り、そして息をもつかせぬ「大どんでん返し」の数々。今回は唐沢演じる秋津と、過重労働撲滅特別対策班(通称・カトク)の鮫島冴子が繰り広げる、手に汗握る対立劇にも注目だ。
レギュラーキャスト陣は再集結した。スーパー業界大手老舗会社「マルオーホールディングス」のコンプライアンス室長だった秋津渉役には唐沢寿明。今回、臨時特任社員として本社に帰ってくる。前回、2人しかいないコンプライアンス室で秋津渉とタッグを組んでいた女性社員・高村真琴役には広瀬アリス、マルオーホールディングスの顧問弁護士・矢澤光太郎役には古川雄輝、秋津の妻・秋津瑛子役に石野真子、秋津渉の娘で秋津菜摘役には喜多乃愛、マルオーホールディングスのコンプライアンス室長・水谷逸郎役の佐野史郎、そして、マルオーホールディングスの社長・脇田治夫役には髙嶋政宏が分する。
■唐沢寿明(秋津渉役) コメント
早くもスペシャル版の放送決定と聞いて予想外の展開でした。主人公・秋津渉は変わらず、ぶれておりません!連続ドラマではハラスメントの話でしたが、今回のスペシャル版では過重労働撲滅特別対策班(通称・カトク)が出てきます。カトクとのやり取りや関係性も見どころだと思いますし、今、社会問題になっているテーマに今回も切り込んでいきます。次々起こる難題に秋津がどう立ち向かっていくのか、楽しみにしていてください。また、ほとんどのスタッフが再集結して懐かしかったです。西浦監督は相変わらずキレのいい演出で、脚本も前回の連ドラよりも間違いなくパワーアップしています。井上由美子先生の切り口、西浦正記監督の演出が本当に面白いです。サスペンス性、事件性と重いテーマではありますが、秋津のコミカルな面で全体的に丁度良いバランスになっています。シリアスな場面とのギャップが、見ている人には楽しんでいただけると思いますので、是非ご期待ください。
■広瀬アリス(高村真琴役) コメント
連ドラからスペシャルドラマが続くことは、すごくありがたいことです。前回の終わり方はすごく好きだったので、それからどうなったのか気になっていました。スペシャルドラマとして復活することはすごく楽しみです。台本も読んで面白かったですし、帰って来たなと思いました!連ドラは唐沢さんとバディでいいコンビでしたが、今回はまた連ドラとは違う2人の距離感があり、いいなと思います。でも一緒のシーン少ないんですけどね(笑)新しいキャラクターも登場し、さらに面白くなっているので、連ドラを見ていた方も見ていない方も、ハラスメントは世間でも色々ニュースになっているので、リアリティーなエンターテイメントドラマとして見ていただければと思います。お楽しみに!
■古川雄輝(矢澤光太郎役) コメント
同じ役をまた演じる事ができる喜びと、キャスト・スタッフの皆様とまたお仕事が出来る事をとても嬉しく思いました。今回のテーマが、「過重労働」や「働き方改革」なのですが、普段ニュースを見ていて、このような言葉を最近よく耳にします。観て頂いた方が、今の時代の仕事の在り方を改めて考えるきっかけになるような作品になればと思います。現場の雰囲気はとても良く、皆で真剣に、楽しく作品を作り上げていました。久しぶりのハラスメントゲームの現場はとても温かく、お芝居に集中出来る環境でした。コンプライアンス室が今回のテーマに立ち向かう姿をお楽しみ下さい。レギュラー放送時から変わらない弁護士ならではの専門用語の多いセリフ、そして秋津さんと真琴とのチームワークにもご注目下さい!お楽しみに!
ドラマスペシャル「ハラスメントゲーム 秋津VSカトクの女」
2020年1月 テレビ東京系にて放送
監督:西浦正記
原作:井上由美子「ハラスメントゲーム」
脚本:井上由美子
出演:唐沢寿明 広瀬アリス 古川雄輝 喜多乃愛 石野真子 佐野史郎 髙嶋政宏
【ストーリー】 コンプライアンス室長として数々のハラスメント問題を解決してきた秋津渉(唐沢寿明)が、マルオースーパー函館店の店長になって1年たったある日。社長の脇田(髙嶋政宏)から、みなとみらい店で起きた事案を解決して欲しいとの特命が下り横浜へ向かう。店長・梶川雅男の話では、従業員の加納初美が店の屋上から自殺を図り入院中。原因は副店長・中村一によるパワハラだという。早急に公表すべきと判断した秋津は、かつてチームを組んだ高村真琴(広瀬アリス)、矢澤光太郎(古川雄輝)と共に解決に向けて動き出す。だが脇田社長の会見後、ネットの炎上、客足激減だけでなく、過重労働撲滅特別対策班、通称“カトク”まで動き出す事態に。敏腕労働Gメンの鮫島冴子が店に現れ、労働環境の徹底的な調査を開始するが…。秋津は窮地に陥ったマルオーを救うことができるのか!?
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