SixTONES・田中樹「“本当に嫌な奴に見えますね”と言われ…」佐藤勝利 × 髙橋海人『ブラック校則』柔道着姿の場面写真

理不尽な学校の校則に立ち向かう二人の高校生の姿を描く、佐藤勝利(Sexy Zone)、髙橋海人(King & Prince)の共演で贈る映画『ブラック校則』が、11月1日より公開中。このほど、不良グループのボス・松本ミチロウ役を演じる田中樹(SixTONES/ジャニーズJr.)の場面写真がお披露目となった。

田中樹扮する松本ミチロウは、不良グループのボスでありながらも、副生徒会長、さらには柔道部キャプテンをも務めるといった学校でも一際目立つ存在。ブラック校則を武器に生徒の自由を奪い、やりたい放題する体育教師・手代木(星田英利)さえも弱みを握られていることから、ミチロウには従わざるを得ない。生徒でありながら圧倒的な権力を持ち、自分のポジションを失いたくないため、校則を使ってほかの生徒たちを締め付ける。

田中は、役作りについて「学校にいる嫌な奴のすべてを合わせたような役なので、それを意識して演じていた」と語るが、そのまさに絵に描いたような悪いキャラクターっぷりに、創楽(佐藤勝利)に悪態を突くシーンで「カットがかかってOKが出たあと、監督が僕に小声で『本当に嫌な奴に見えますね』って言ってきて、そのときにミチロウを演じられてるんだっていう気持ちと、本当に嫌な奴に見えてるんだっていう絶妙な儚い気持ちになった」とコメント。これに対して菅原監督は「褒め言葉です!(笑)」と田中の好演を称えた。

また、田中は本作で初の柔道にも挑戦した。ただの柔道部員でなく“キャプテン”という役柄でもあるため、上手く見えるように演じる必要がある投げ技にも苦労したようだが、撮影現場ではその手さばきに「さすが!」と驚きの声があがったという。

そんなミチロウは、“ブラック校則”をぶち壊そうと立ち向かう創楽と中弥(髙橋海人)にとって、絶対に欠かせない鍵を握る超重要人物。“絵に描いたような悪いキャラクター”であるが、劇中では校則がないと不安な真面目すぎる生徒会長・上坂樹羅凛(箭内夢菜)に好意を寄せており、ブラック校則を変えようと奔走する創楽が樹羅凛に声をかけるところを見て、嫉妬心から創楽を呼び出し柔道場で投げ飛ばす一面も。また、ドラマ、Huluにて放送中のオリジナルドラマでは、「悪いキャラクター」であるはずのミチロウが「実はいい奴なのでは…?」と思えるエピソードも展開されている。

『ブラック校則』
11月1日(金)より全国公開中
10月14日(月)深夜24時59分より日本テレビにて連続ドラマが放送中
10月14日(月)よりHuluにてオリジナルドラマが配信中
監督:菅原伸太郎
脚本:此元和津也
主題歌:Sexy Zone「麒麟の子」
出演:佐藤勝利(Sexy Zone) 髙橋海人(King & Prince) モトーラ世理奈 田中樹(SixTONES/ジャニーズJr.) 箭内夢菜 堀田真由 葵揚 水沢林太郎 成海璃子 片山友希 吉田靖直 戸塚純貴 星田英利 坂井真紀 光石研 でんでん 薬師丸ひろ子
配給:松竹

【ストーリー】 さえない青春を生きていた高校生・創楽(佐藤勝利)と親友の中弥(髙橋海人)。彼らが通う高校には理不尽に生徒を縛り付ける校則=“ブラック校則”がはびこっていた。ある朝、登校してきた一人の女子生徒に創楽は心を奪われる。彼女の名前は希央(モトーラ世理奈)。生まれ持った美しい栗色の髪を黒く染めるよう強要された希央は、反発して不登校となり、退学寸前に。そして創楽と中弥は決意する。「ブラック校則をぶっ壊す!」。一人では何もできなかった二人が、恋するあの子のため、そして500人の生徒の青春を取り戻すために、ブラック校則と大人たちに立ち向かう!恋と友情の行方は?果たしてブラック校則は?

©2019日本テレビ/ジェイ・ストーム