15歳の少女が見たリアルな沖縄とは?ドキュメンタリー『ちむぐりさ 菜の花の沖縄日記』来春公開!

沖縄テレビ放送の開局60周年を記念して製作されたドキュメンタリー映画『ちむぐりさ 菜の花の沖縄日記』が、2020年春に公開されることが決定し、併せて、特報映像がお披露目となった。

本作は、第38回「地方の時代」映像祭グランプリ、2018年度日本民間放送連盟賞の報道番組部門で優秀賞を受賞した話題のドキュメンタリー。石川県から那覇市の学校へやってきた15歳の坂本菜の花さんは、沖縄で“戦争”が続いていることを肌で感じ取っていく。監督は、沖縄テレビ放送のキャスターである平良いずみが務める。

特報映像は、石川県から一人、沖縄のフリースクールに通うためにやって来た15歳の坂本菜の花さんが、オスプレイやアメリカ軍機の墜落事故を目の当たりにし、涙を流す姿が映し出されている。

また、本作の完成を記念し、11月11日には沖縄の桜坂劇場にて完成披露試写会が開催される予定だ。

『ちむぐりさ 菜の花の沖縄日記』
来春、ポレポレ東中野ほか全国順次公開
2020年2月1日(土)より沖縄・桜坂劇場にて先行上映
監督:平良いずみ
語り:津嘉山正種
配給:太秦

【作品概要】 沖縄の言葉、ウチナーグチには「悲しい」という言葉はない。それに近い言葉は「肝(ちむ)ぐりさ」。意味は胸を痛める。人の痛みを自分のものとして胸を痛め、辛い思いをしている人と一緒に悲しむ。それが沖縄のちむぐりさ。そんな沖縄に、ひとりの少女がやってきた。石川県から那覇市の学校へやってきた坂本菜の花さん、15歳。彼女は、この島ではずっと「戦争」が続いていることを肌で感じ取っていく。希望の島で、15歳の少女が見た、リアル沖縄とは…。

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