髙橋大輔、アイスショーでの大失敗を暴露「テンパりすぎて笛を持ち忘れた(笑)」

2019年7月に横浜アリーナで上演された、髙橋大輔主演のアイスショー「氷艶 hyoen2019 –月光かりの如く–」が、12月29日〜31日の3日間、全国の映画館でディレイ・ビューイングされることが決定。このほど、11月6日にTOHOシネマズ 日比谷にてトークショー&先行上映会が行われ、フィギュアスケート選手の髙橋大輔が登壇した。

フィギュアスケートならではの美しくしなやかな演技と感情表現を通じて、今までにない様な、日本文化を伝える艶やかな舞台を創っていきたいという想いが込められた「氷艶」。2019年7月に横浜アリーナで上演された本作は、世界最古の長編小説といわれる「源氏物語」を幻想的に演じ、3日間で45,000人の観客を魅了した。

先日、左足首の捻挫で西日本選手権を断念した高橋。「西日本選手権を見に行く予定だった方には大変申し訳なかったです」と謝りつつ、現在のコンディションについては「ゆっくり休んで、今回復に向かって」いるそうで、「これから練習して、全日本に向けてきっちり仕上げていきたい」と目を輝かせた。

47都道府県の映画館でディレイ・ビューイングが決定した本作について、「大迫力のスクリーンで『氷艶』を観ていただける機会があるというのは、すごく嬉しいです」とし、演技中の表情についても「細かい表情も自分なりには頑張っているので(笑)」と照れ笑いを浮かべつつ「ガチ泣きもしている」ことを明かしてた。

本作で主役の光源氏を演じた高橋。芝居については共演した福士誠治から演技指導をしてもらったそうだが、「大声が得意じゃなくて。自分の大声にビックリしすぎて、真っ赤になって、みんなに笑われた(笑)。笑われ慣れていくと恥ずかしくなくなってきて、どんどんできるようになっていた」と笑顔で稽古を振り返った。

ショーで挑戦した歌については、初めに録音したそうで「まあまあ下手くそで(笑)。録り直しだろうなと思っていたら『生でいく』と聞いて、『マジかよ!?』」と驚いたという。「カラオケだったら歌えますけど、何千人の前で自分のカラオケレベルの歌を披露するのはおこがましい」と謙遜したが、「上手いか下手かは別として、めちゃくちゃ気持ちよかった(笑)」と述べて、会場の笑いを誘った。

本作は“笛”が重要なアイテムとなるらしいのだが「笛が殺陣の途中に落ちちゃって。どうしようかと思って、思わず手で隠して(笑)」ごまかしたそうのだが、「次に出ていくときにも、テンパりすぎて笛を持ち忘れて(笑)。キャストに大笑いされた(笑)」と恥ずかしそうに振り返った。

20年から、村元哉中と組んでアイスダンスに転向すると発表した高橋。22年の北京オリンピック出場について聞かれると、「ほぼ不可能に近いぐらい」としつつ、「そこをひとつの目標にして頑張っていきたい」と今後の抱負を語っていた。

「氷艶 hyoen2019 –月光かりの如く–」
2019年12月29日(日)〜31日(火)、全国の映画館でディレイ・ビューイング