今年で27年目を迎えた、日本最大級の子ども国際映画祭「27th キネコ国際映画祭」が11月1日に、iTSCOM STUDIO & HALL 二子玉川ライズにて開幕を迎え、オープニング・セレモニーに、プログラミング・ディレクターである中山秀征、スペシャル・サポーターの高橋克典、そして今年初の参加となる高嶋ちさ子が登場。映画祭のジェネラル・ディレクターを務める、戸田恵子からは激励のコメントが寄せられた。
セレモニーでは、キネコ国際映画祭の恒例の上映スタイルの、映画上映時に生で声をあてて字幕が読めない子どもたちも楽しめる「ライブ・シネマ」を実施。海外コンペティション短編作品である「ゴンサロ」には、中山、高橋が参加し、「一番強いのだ~れだ?」では、声の出演としても初の参加となる高嶋が加わり、350名ほどの会場が大盛況となった。登壇時の挨拶と、ライブ・シネマを実施した際のゲストのコメントは以下の通り。
■戸田恵子(ジェネラル・ディレクター) コメント
みなさん、こんばんは。戸田恵子です。今日からキネコ!ということで会場はとても盛り上がっていると思います。キネコで上映される映画は、子どもはもちろんのこと、大人も一緒に楽しめる作品が多く、私も毎年作品に出会うことを楽しみにしています。今日は参加出来ずとっても残念。でも、会場には中山秀征さん、高橋克典さん、そして今年、初参加となる高嶋ちさ子さんと心強いメンバーがそろってますよね。皆さん、会場をどんどん盛り上げてくださいね。私は4日に会場で「ライブ・シネマ」に参加します。キネコのお客様にお会いできることを楽しみにしています。第27回、キネコ国際映画祭開幕!皆さん、楽しんでくださいね!
■中山秀征(プログラミング・ディレクター)
皆さん、こんばんは。プログラミング・ディレクターを務めております、中山秀征です。たくさん集まっていただきまして有難うございます。本日は豪華スター(高橋克典と高嶋ちさ子)が2人来てくれました(笑)。第27回キネコ国際映画祭。回を重ねるごとにパワーアップしております。今回は世界24か国からの作品がたくさん集まっておりますので、最後まで楽しんでいただければなと思っております。(ライブ・シネマで生吹替えに初挑戦した高嶋に対して)今回が初ですので、これが女優業の第一歩ということで。バラエティーは荒らしまくっていますが(笑)。年に一度のキネコでの「ライブ・シネマ」はほかの仕事にはない、なかなかの緊張感があります。ジェネラル・ディレクターの戸田恵子さんに誘って頂いて今年で8年目。色々場所も転々としてきまして、ここ二子玉川に着地しました。先日の台風で被害にあわれた方も沢山いらっしゃいますが、一つまたこういう所から元気を届けられたらと。このキネコ国際映画祭は、これからスタートしまして11月5日まで毎日やっています。また、4日は戸田恵子さんと一緒に「ライブ・シネマ」をやらせていただきますので、是非そちらも楽しみにして頂ければなと思っております。
■高橋克典(スペシャル・サポーター)
今年で3回目の参加になります。「キネコ国際映画祭」はとてもいい映画祭で、とても僕自身推しております。色んなメッセージを感じることができて、子どもはもちろん、大人だけでも楽しめる。世界中の空気を感じることができる映画祭です。(今年初参加となる高嶋は、高橋から誘ったといい)高嶋さんはお子さんがいて、すごくいい子に育っている。適任かと思って誘いました。
■高嶋ちさ子(スペシャル・サポーター)
私が実は地元が二子玉川でして、地元でこんな素敵な映画祭をやっているということで楽しみにきました。楽しんでいってください。(中山が客席の子ども達に「恐くないよー!」と言い、本人も)恐くないよー!(と呼びかけた)
【ライブシネマを終えて】
とっても緊張しました。蚤の心臓なので(笑)。でも日々やり直しのきかない仕事をしていますので、生には強い。ごまかすのも上手いです。でも高橋さんが演じたオオカミの演技があまりにも上手くて、びっくりしました。息子が最近YouTubeばかり見ているので、たまにはこういう作品を観られればと思います。開催中も来たいんですけど、私は明日から長男に会いにニューヨークに行くので、次男と主人と2人で来られればと思います。
今年のキネコ国際映画祭では、全プログラムは国内外の24か国・54作品が揃い、長編、短編ともアニメーション、ドラマ、ドキュメンタリーと多種多様の映画が上映される。11月5日まで開催。