ももクロ 百田夏菜子、吉永小百合&天海祐希に“赤”選ばれず「今でも根に持っている…次の機会はぜひ!」

ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンの二大アカデミー賞俳優が主演を務めた2007年公開のヒューマンドラマを原案に、主演に吉永小百合、共演に天海祐希を迎えて新たに映画化する『最高の人生の見つけ方』が、10月11日より公開中。このほど、10月24に新宿バルト9にて公開記念舞台挨拶が行われ、キャストの吉永小百合、天海祐希、満島ひかり、ももいろクローバーZの百田夏菜子、佐々木彩夏が登壇した。

12日に実施される予定だった公開記念舞台挨拶は、台風の影響で中止に。これについて吉永は「とても悲しい気持ちになってしまった。この仲間たちと、もう会えないかもしれない。それ以上に、台風が猛威を奮ってたくさんの方が亡くなって、皆さんがとても辛い思いをなさっておられました。なんとか元気になって、また新しい道を歩いていただきたいと思ってます」と胸の内を語った。

撮影で一番の思い出を聞かれた天海は、「目の前で小百合さんと言葉を交わしてお芝居ができたことが一番の宝物。小百合さんの瞳の奥にどんな景色が見えているんだろうと思いながら、感情をぶつけ合って、それが本当に心に残っています。こんなご縁をいただけて本当に幸せです」と熱く語った。

吉永との親子を役を演じた満島は、撮影では緊張しまくっていた前川清が、「ロケが終わったらさっぱりした顔をしていて。緊張感がほぐれた顔が印象的でした。あとムロツヨシさんが、ももクロさんの踊りを一所懸命練習していて、椅子に肘が当たって痛がっている姿が印象的でした」と裏話を暴露。

吉永と天海と一緒にライブシーンを撮影したももクロ。劇中、二人がももクロのグッズを付けていたそうなのだが、それを見た百田が「皆さん、(グッズが)何色だったか見ましたか?」と客席に問いかけ、「天海さんが黄色…。吉永さんがピンク…」と、自分のイメージカラーである赤が選ばれなかったことにショックを受けている様子。「私は今でも根に持っているぐらい…」と、恨めしそうにピンクのイメージカラーを持つ佐々木を見たが、佐々木から「かなちゃんは、選ばれなかったんだよ!」と念押しされ、「次の機会があるなら、ぜひ赤を着て欲しい!」と二人に懇願していた。

『最高の人生の見つけ方』
10月11日(金) 全国ロードショー
監督:犬童一心
アダプテーション脚本:浅野妙子 小岩井宏悦 犬童一心
主題歌:竹内まりや「旅のつづき」(ワーナーミュージック・ジャパン)
出演:吉永小百合 天海祐希 ムロツヨシ 満島ひかり 賀来賢人 鈴木梨央 駒木根隆介 ももいろクローバーZ 前川清
配給:ワーナー・ブラザース映画

【ストーリー】 人生のほとんどを“家庭”に捧げてきた“大真面目な主婦”北原幸枝(吉永小百合)、人生のほとんどを“仕事”に捧げてきた“大金持ちの女社長”剛田マ子(天海祐希)。余命宣告され初めて人生の虚しさに気付いた二人は、たまたま手にした12歳の少女の「死ぬまでにやりたいことリスト」を実行するという、ありえない決断をする!今までの自分なら絶対にやらないことも、自らの殻を破って初体験!自分らしく生きることの楽しさに出会えた二人に、ある奇跡が待っていた…。

©2019「最高の人生の見つけ方」製作委員会