霜降り明星・せいや「ワニに襲われる機会がきっとくる!映画を見て多くの命が助かればいいな!」

『ドント・ブリーズ』のプロデューサーを務めたサム・ライミが新たに仕掛ける、『メイズ・ランナー』シリーズのカヤ・スコデラリオ主演のサバイバルスリラー『クロール ―凶暴領域―』が、10月11日より公開される。このほど、10月6日にスペースFS汐留にて公開アフレコイベントが行われ、レンタルDVD店でバイト経験があり、パニック映画をほとんど観ているという無類の映画好き・霜降り明星のせいやと、対照的にパニック映画はこれまで観たことがない霜降り明星の粗品、そして生きた本物のワニが登場した。

大きな拍手で迎えられ登場した霜降り明星のせいやと粗品。はじめに、無類の映画好きでパニック映画などもほぼ網羅しているという映画ファンのせいやは、本作について「B級ではなく、A級の恐さ!だれることなく最後まで緊張感が張り詰めていて、臨場感もあってすごい面白かった!」、映画は普段あまり鑑賞せず、今回久しぶりに映画を観たという粗品は「自分は恐がりなので、パニック映画は初めて観ましたが、この映画は最後まで観られましたし、観終わった後、シンプルに面白い!と思った作品でしたし、見逃せないシーンばかりでした!」と語った。

本作の舞台となるフロリダ州は熱帯気候であり、まさにワニのような爬虫類が好む気候で、玄関先や庭先、ゴルフ場などに出没することがよくあるそう。最近、日本でも温暖化が進みワニが生息できる熱帯気候に近づきつつある今、二人には、いつワニにばったり会っても良いよう、ワニに出会った際の対処法を学んでもらうことに。「道端で前方からワニが来たら?」、「水辺または、水中でワニに襲われたらどう対処する?」、「ワニの特徴として、獲物に噛みついたまま、獲物が死ぬまで自分の身体を回転(デスロール)させるが、噛まれたらどうする?」、などのお題が出され、ワニの被り物を被ったワニ役のせいやと人間役の粗品は、様々な対処法を披露。せいやの足の親指にヒビがはいっているにも関わらず、粗品がその足を踏んづけてしまうアクシデントもあるなど会場は笑いに包まれる中、果敢にワニに挑もうとする粗品の行動は全てNG。各シチュエーションでの正しい対処法を聞いたせいやは、「皆さん人生の中でデスロールを経験する機会がきっとくると思いますが、この映画を観ることによって一人でも多くの命が助かれば、と思います」、粗品は「やっぱ目は攻撃していかないといけませんね!あと、劇中でも使われていましたけど発煙筒は常備しておくべき!」など感想を述べ、笑いを誘った。

その後のフォトセッションでは、スペシャルゲストとして、映画に登場するワニと同じ種類のアメリカアリゲーター“クロールくん”が登場。アメリカアリゲーターはアメリカ南東部の河川や湖、湿地帯に生息。本作の舞台フロリダは、まさにアメリカ南東部に位置する。クロールくんは約10歳で、体長は約2メートル。長生きするワニは100年生きると言われており、体長は平均的には3m35cmで、大きいと4.5m以上になることもあるそう。二人はゲージの中で活発に動き回る本物のワニを目の前に「こっわ…」「うわー近づけない!」など恐怖におののきながらも、なんとかマスコミの要望に応えるべくクロールくんとの撮影を終えた。

最後に、せいやは「パニック映画が好きな人でも嫌いな人でも、誰でも楽しめる映画です!僕の中のパニック映画ランキングでは上位にランクインしました!是非恐怖を感じに劇場へ足を運んでいただければと思います」、粗品は「ストーリーがここまでしっかりしているパニック映画も珍しいのではないかと思うほど、映像や音楽も含めクオリティの高い映画だと思います。僕は、主人公の立ち向かっていく姿に勇気を貰いました。なので、是非大きなスクリーンで観ていただきたいです」と本作をアピールし、イベントは大盛り上がりの中終了した。

『クロール ―凶暴領域―』
10月11日(金)より公開
監督:アレクサンドル・アジャ
製作:サム・ライミ
出演:カヤ・スコデラリオ バリー・ペッパー
配給:東和ピクチャーズ

【ストーリー】 大学競泳選手のヘイリー(カヤ・スコデラリオ)は、疎遠になっていた父(バリー・ペッパー)が、巨大ハリケーンに襲われた故郷フロリダで連絡が取れなくなっていることを知り、実家へ探しに戻る。地下で重傷を負い気絶している父を見つけるが、彼女もまた、何ものかによって地下室奥に引き摺り込まれ、右足に重傷を負ってしまう…。

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