THE BAWDIES「ザ・ビートルズを知らない人も観てほしい」、ホリエアツシ「素敵な妄想をくれる」著名人絶賛!『イエスタデイ』

『トレインスポッティング』、『スラムドッグ$ミリオネア』、『127時間』などで知られるダニー・ボイル監督の最新作で、“もしも自分以外誰もザ・ビートルズを知らない世界になってしまったとしたら”というユニークな設定から展開していく映画『イエスタデイ』が、10月11日より公開される。このほど、THE BAWDIESが本作を熱弁するインタビュー映像がお披露目となり、併せて、各界著名人より本作を絶賛するコメントが寄せられた。

イギリスの小さな海辺の町。売れないシンガーソングライターのジャックは、音楽で有名になりたいという夢に限界を感じていた。そんな時、世界規模で瞬間的な停電が起こり、彼は交通事故に遭う。ジャックは昏睡状態から目を覚ますと、史上最も有名なバンド、ザ・ビートルズの存在が人々の記憶から消えていることに気づく。

インタビュー映像では、過去、ザ・ビートルズへのリスペクトを込めたアートワークのシングル「HAPPY RAYS」を発売するなど、彼らを敬愛してやまないTHE BAWDIESのメンバーが本作について熱弁。ROY(Vo&Ba)は「ザ・ビートルズの楽曲を改めてスゴいんだよ!っていうのを知識がまっさらな方にも伝えられる映画!!」、TAXMAN(Gt)は「アレンジも現代風で聴きやすい」と述べ、JIM(Gt&Cho)は「ザ・ビートルズは偉大なんだけど、一番スゴイのは曲なんだ!ってなるから説得力があるよね!!」と力説。最後に、ROYは「ザ・ビートルズを知らない人もむしろ観てほしい。みんなに観てほしい!!」と熱くアピールした。

▼著名人 絶賛コメント

①感想コメント
②もし映画同様、自分以外の誰もビートルズを知らない世界になってしまったら、1曲目にザ・ビートルズのどの曲を歌いますか?

■糸井重里(「ほぼ日刊イトイ新聞」主宰)
①もう思い切って言ってあげよう。ぼくは、そしてきみはビートルズなんだ。さぁ、歌え!
②She Loves You/シー・ラヴズ・ユー。じぶんがレコードを買った順で。

■佐久間宣行(テレビ東京プロデューサー)
①素晴らしい作品を見たときに心の中で思う「これ俺が作ったことにならないかな」が、最上級のスケールでやってくる興奮と感動、同時に切なさと世界の残酷さも見えてくる。これは、才能と誠実さ、そして愛についての映画だと思いました。
②I Am the Walrus/アイ・アム・ザ・ウォルラス。世代的にはビートルズを改めて聞き直したきっかけはOASISです。OASISがとにかく色んな所でこれを歌っていたので、いつの間に好きになってしまった。

■佐藤拓也(androp)
①昨日まで、世界中の誰もが知っていたビートルズ。今日、僕以外の誰も知らない。という、とんでもないアイデアから生まれた映画。ビートルズ好きなら誰もがクスッとなるシーンの連続。最初から最後までビートルズ愛に溢れた内容に心が温かくなりました。幸せの意味を改めて考えさせられる、大好きな作品です。
②Here, There and Everywhere/ヒア・ゼア・アンド・エヴリホエア。あまりにも美しいメロディラインと、通常では考えつかないコード進行。みんなをあっと驚かせたい。

■ジェーン・スー(コラムニスト)
①「あり得ないこと」を「もしかして…」と思わせてくれる天才脚本家、リチャード・カーティスがやってくれた!これは一級品のラブコメ映画。こんなにも「ビートルズが存在する世界に生きていて良かった」と思わせてくれる映画もないかも。
②Norwegian Wood/ノルウェーの森(ノーウェジアン・ウッド)。歌詞がわからないから鼻歌で。

■渋谷陽一(rockin’on代表)
①笑いながらポップ・ミュージックとは何かという深いテーマまで導かれてしまう映画だ。そこまで導いてしまうビートルズが凄すぎる。

■瀬戸あゆみ(モデル・デザイナー)
①映画を観た後、ビートルズのどの曲が一番すきか、を模索しているが、いまだ定まらず、やはり全部いいな、という結論に至り、また最初から聴く日々を送っている。ビートルズ、最高!そしてそれを再確認させてくれたこの映画も!
②Here Comes the Sun/ヒア・カムズ・ザ・サン。Twist and ShoutやI Saw Her Standing Thereをかっこよく歌い上げたいものだけど、自信がないのでここは“Here Comes the Sun”で…。

■曽我部恵一(ミュージシャン/サニーデイ・サービス)
①ビートルズってこういうことだよなぁってしみじみ思ったよ。素敵な映画を作ってくれて、ありがとうダニー。
②Rock and Roll Music/ロック・アンド・ロール・ミュージック。(カバーですが)しょっぱなは元気よく、ガツンと行きたいので。

■ダイアモンド☆ユカイ(ロックシンガー・俳優)
①ビートルズを知らない世界に流れるビートルズのメロディがこんなに愛おしいものだって事を肌で感じることが出来るチャーミングな映画に乾杯。
②Yesterday/イエスタデイ。ギターを覚えて初めて人前で歌ったイエスタデイを忘れない。まるで世界の全てが魔法を見ているみたいだった。

■田中和将(GRAPEVINE)
①誰もが経験によって、ちょっとした「コツ」を学びます。人生にはたくさんの「選択」があり、そこで「コツ」を活かしたいのですが、私達はこれからもジャック以上に様々なヘマをするでしょう。そんな時、時代を越えて「Yesterday」が聴こえます。
②I Saw Her Standing There/アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア。劇中のように友達の前で初披露するなら、しっとりしたパーソナルなものは気恥ずかしいですから、こういう方がいいですね。

■平間至(写真家)
①中1の時に出会った初めてのビートルズは、僕に新しい扉を開けてくれた。そして、この映画は今の僕にまた新しい扉を開けてくれるだろう。
②Get Back/ゲット・バック。初めてバンドで演奏した曲だから。

■ホリエアツシ(ストレイテナー)
①音楽、映画、本…。自分の人生に大きな影響をもたらしたもの達に、もしも出逢っていなかったら。そして、今改めて初めて出会えるとしたら、何を思うのだろう。そんな素敵な妄想をくれる映画だった。
②Let It Be/レット・イット・ビー。中学生のとき、初めてのライブハウスのステージで、ピアノとボーカルでカバーした曲が“Let It Be”でした。

■町山智浩(映画評論家)
①ビートルズ信者として、この映画に不満は山ほどある。でも、あのシーン1発ですべて許す!涙があふれてとまらなかったから!
②Happiness Is a Warm Gun/ハピネス・イズ・ア・ウォーム・ガン。ジョン・レノン以外の誰にも作れない曲。

■光村龍哉(NICO Touches the Walls)
①好きな子のことで昼も夜もアタマがいっぱい…。そんな感覚でビートルズを聴きまくった中学生の頃を、映画を観ているあいだ何度も思い出した。どんな時代、どんな世界であろうと、きっと僕はビートルズの曲たちに何度だって恋してしまうんだろうなあ。この映画に出てくる「ビートルズを知らない世界」の人たちのように。
②In My Life/イン・マイ・ライフ。この世で一番のバラードを知らない世界なんて僕は許せない!!(笑)

■山内総一郎(フジファブリック)
①観終わった後はビートルズの曲を歌いたくなり、そしてまた新しい曲が作りたくなりました。昨日から明日へと、繋がっていくものがはっきりと感じられる映画です。
②Lady Madonna/レディ・マドンナ。聴いて楽しい、演奏して楽しい、まさにライブ曲なので、どの会場でも、初見でも盛り上がりそうだからです。

■山崎まどか(コラムニスト)
①レイ・ブラッドベリが書きそうなスウィートなポップ・ミュージックのおとぎ話!リリー・ジェームズの“最高なガールフレンド”ぶりも際立っています。
②Your Mother Should Know/ユア・マザー・シュッド・ノウ。「本当はみんなビートルズを知っているべき」という裏のメッセージを込めて。

『イエスタデイ』
10月11日(金) 全国ロードショー
監督:ダニー・ボイル
脚本:リチャード・カーティス
出演:ヒメーシュ・パテル リリー・ジェームズ ケイト・マッキノン エド・シーラン
配給:東宝東和

【ストーリー】 “イエスタデイ<昨日>”まで、地球上の誰もがザ・ビートルズを知っていた。しかし今日、彼らの名曲を覚えているのは世界で一人、ジャック(ヒメーシュ・パテル)だけ…。ジャックは突然、信じられない不思議な世界に身を置くこととなってしまった。ジャックは、イギリスの小さな海辺の町に住む、悩めるシンガーソングライター。幼なじみで親友のエリー(リリー・ジェームズ)から献身的に支えられているもののまったく売れず、音楽で有名になりたいという夢に限界を感じていた。そんな時、世界規模で瞬間的な停電が起こり、彼は交通事故に遭う。昏睡状態から目を覚ますと、この世には史上最も有名なバンド、ザ・ビートルズが存在していなかったことになっていることに気づくが…。

©Universal Pictures.