自分以外誰もビートルズを知らない世界になったら?ダニー・ボイル監督最新作『YESTERDAY』10月公開!

『トレインスポッティング』、『スラムドッグ$ミリオネア』、『127時間』などで知られるダニー・ボイル監督の最新作で、“もしも自分以外誰もザ・ビートルズを知らない世界になってしまったとしたら”というユニークな設定から展開していく映画『YESTERDAY』(原題)が、10月より公開されることが決定した。

数多の名作を贈り出してきたイギリスの製作会社ワーキング・タイトルが贈る本作。イギリスの小さな海辺の町。売れないシンガーソングライターのジャックは、音楽で有名になりたいという夢に限界を感じていた。そんな時、世界規模で瞬間的な停電が起こり、彼は交通事故に遭う。ジャックは昏睡状態から目を覚ますと、史上最も有名なバンド、ザ・ビートルズの存在が人々の記憶から消えていることに気づく。

監督は、『トレインスポッティング』で世界を圧倒し、『スラムドッグ$ミリオネア』でアカデミー賞を8部門受賞、ロンドンオリンピック開幕式で芸術監督を務めたダニー・ボイル。脚本は、『フォー・ウェディング』、『ラブ・アクチュアリー』、『ノッティングヒルの恋人』などイギリスを代表するロマンティック・コメディで知られる、アカデミー賞ノミネート脚本家リチャード・カーティスが担当する。

出演は、主人公ジャック役に、TVシリーズ「イーストエンダーズ」のヒメーシュ・パテル、ジャックの幼なじみで親友のエリー役に、『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー』のリリー・ジェームズらフレッシュで個性的なキャストに加え、4月に来日公演を控える世界的アーティスト、エド・シーランの本人役での出演も大きな話題を呼んでいる。

さらに、本作は米ニューヨークで開催されるトライベッカ映画祭のクロージングナイト作品に選出され、5月4日18時(現地時間)からワールドプレミアを予定しており、ダニー・ボイル監督は「トライベッカ映画祭で本作を通じてザ・ビートルズの名曲たちを初めてアメリカに届けるような不思議な気持ちです。本映画祭のクロージングに選出されてとても嬉しいですし、大変光栄です」と意気込みを語っている。

『YESTERDAY』(原題)
10月、全国ロードショー
監督:ダニー・ボイル
脚本:リチャード・カーティス
出演:ヒメーシュ・パテル リリー・ジェームズ ケイト・マッキノン エド・シーラン
配給:東宝東和

【ストーリー】 “イエスタデイ<昨日>”まで、地球上の誰もがザ・ビートルズを知っていた。しかし今日、彼らの名曲を覚えているのは世界で一人、ジャック(ヒメーシュ・パテル)だけ…。ジャックは突然、信じられない不思議な世界に身を置くこととなってしまった。ジャックは、イギリスの小さな海辺の町に住む、悩めるシンガーソングライター。幼なじみで親友のエリー(リリー・ジェームズ)から献身的に支えられているもののまったく売れず、音楽で有名になりたいという夢に限界を感じていた。そんな時、世界規模で瞬間的な停電が起こり、彼は交通事故に遭う。昏睡状態から目を覚ますと、この世には史上最も有名なバンド、ザ・ビートルズが存在していなかったことになっていることに気づくが…。

©Universal Pictures.