冒頭の惑星爆発シーンほか“幻のバージョン”の詳細が明らかに!『ゾンビ-日本初公開復元版-』予告編

“モダン・ゾンビの祖”ジョージ・A・ロメロ監督が手掛け、ホラー映画の金字塔と称される『ゾンビ』の幻の日本初公開版を復元した『ゾンビ-日本初公開復元版-』が、11月29日より公開される。このほど、予告編がお披露目となった。

今年は、ゾンビ映画を世界的人気ジャンルに押し上げたジョージ・A・ロメロ監督の『ゾンビ』日本初公開から40周年という節目の年。ファンの間では“幻のバージョン”と噂されていた日本初公開版は、本作の非英語圏の配給権を得たダリオ・アルジェントが監修を務めたバージョンに、当時の日本の配給会社が“ゾンビ”発生の説明を加え、1979年時に過激とみなされた描写に独自の編集を施した日本だけのバージョンとなっている。

予告編では、冒頭の惑星爆発はCG映像によって、また、ほかのシーンも可能な限り初公開時のバージョンを再現している“日本初公開復元版”の詳細が明らかに。映画評論家・江戸木純のコメントも加わり、1979年初公開時の興奮を呼び覚ますような映像が完成した。

『ゾンビ-日本初公開復元版-』
11月29日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開
監督・脚本:ジョージ・A・ロメロ
製作:クラウディオ・アルジェント アルフレッド・クオモ リチャード・P・ルビンスタイン
撮影:マイケル・ゴーニック
特殊メイク:トム・サヴィーニ
音楽:ゴブリン ダリオ・アルジェント
出演:デヴィッド・エムゲ ケン・フォリー スコット・H・ライニガー ゲイラン・ロス トム・サヴィーニ
配給:ザジフィルムズ

【ストーリー】 惑星から降り注いだ光線によって地球上の死者が“ゾンビ”として復活。その群れは生者に襲いかかり、噛みつかれた者もまたゾンビへと変貌する。生ける屍たちは瞬く間に世界を覆いつくした。テレビ局員のフラン、彼女の恋人スティーヴン、そしてSWAT隊員のロジャーとピーターはヘリコプターで脱出し、郊外の巨大ショッピングモールにたどり着く。彼らはモール内のゾンビを排除し、何不自由の無い楽園を手に入れた。だが彼らの前に物資を狙う暴走族の一団が現れ、扉をこじ開け乱入してきた。ゾンビ、暴走族、フランたちの三つ巴の殺戮戦がはじまり、血しぶきが壁を染め、肉塊が床を埋めつくす。夜明けとともに生き残るのは果たして…。

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