キアヌ・リーブス、きゃりーぱみゅぱみゅを大絶賛!「哲学やハートもこもっている。ファンタスティック!」

伝説の殺し屋ジョン・ウィックの死闘を描く、キアヌ・リーブス主演の『ジョン・ウィック』シリーズ第3弾『ジョン・ウィック:パラベラム』が10月4日より公開される。このほど、9月10日にTOHOシネマズ 六本木ヒルズにてジャパンプレミアが行われ、主演のキアヌ・リーブス、チャド・スタエルスキ監督、劇中曲で起用された「にんじゃりばんばん」を歌うきゃりーぱみゅぱみゅが登壇した。

前作『ジョン・ウィック:チャプター2』より2年ぶり、シリーズ3度目の来日となったキアヌとチャド監督。劇場の通路を通りながらファンサービスをして登場したキアヌは「『ジョン・ウィック:パラベラム』のプレミアに来てくださってありがとうございます」と挨拶し、日本語で「どうもありがとうございました!」とファンにメッセージを送った。

さらに、劇中曲として使用された「にんじゃりばんばん」を歌うきゃりーぱみゅぱみゅが登場し、キアヌとチャド監督へ花束をプレゼント。忍者をイメージしたブラックの衣装で登壇したきゃりーは、本作を鑑賞し「スリルなアクションもかっこよかったのですが、今回は日本をモチーフにした部分がたくさん出てくるので注目して見てほしい」と見どころをアピール。きゃりーと対面したキアヌは「きゃりーさんの作品をいくつか拝見しました。とても興味深いし、素晴らしいエンタメでありながら哲学やハートもこもっているように感じました。ファンタスティック!」ときゃりーを大絶賛、「忍者ドレスもファンタスティック!」と目を輝かせた。

「にんじゃりばんばん」を起用した理由について、チャド監督は「アクションとも合う、楽しくてハッピーになれる曲をいろいろと聴いていた」ようで、「(暗殺者ゼロを演じる)マーク・ダカスコスにぴったりの曲。編集室で観た時に、みんなで『この曲だ!マジックだ!』と言っていました」とコメント。きゃりーも「嬉しい!」と笑顔を見せた。

本作では日本文化の影響も大きく受けているという点について、チャド監督は「キアヌも僕も、黒澤(明)監督の映画や侍映画、チャンバラ映画が大好きで、日本の漫画やアニメ、武士道にも感銘を受けています。日本の文化の味わいに興味があったので、今回のテーマに使用しました」と説明。キアヌも「僕たちが受けた素晴らしい影響、そして情熱を、作品として皆様にお返しできることは大変嬉しいことです」と続けた。

イベントの最後には、劇中に“最強の刺客ニンジャ軍団”が登場することにちなんで、実在の忍者、弥圓(やえん)佐助が登場。キアヌらと共に忍者の印を結び、本作の大ヒットを祈願した。

『ジョン・ウィック:パラベラム』
10月4日(金)全国ロードショー
監督:チャド・スタエルスキ
出演:キアヌ・リーブス ハル・ベリー イアン・マクシェーン ローレンス・フィッシュバーン アンジェリカ・ヒューストン
配給:ポニーキャニオン

【ストーリー】 裏社会の聖域:コンチネンタルホテルでの不殺の掟を破った伝説の殺し屋、ジョン・ウィック(キアヌ・リーブス)。全てを奪ったマフィアへの壮絶な復讐の先に待っていたのは、裏社会の秩序を厳守する組織からの粛清だった。1,400万ドルの賞金首となった男に襲いくる、膨大な数の刺客たち。満身創痍となったジョンは、生き残りをかけて、かつて“血の誓印”を交わした女、ソフィア(ハル・ベリー)に協力を求めモロッコへ飛ぶ。しかし最強の暗殺集団を従えた組織は、追求の手をコンチネンタルホテルまで伸ばしていた…。

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