【東京国際映画祭】成田凌『カツベン!』がGALAスクリーニング作品、マーティン・スコセッシ監督『アイリッシュマン』がクロージング作品に!

第32回東京国際映画祭が、10月28日から11月5日まで六本木ヒルズ、EXシアター六本木ほかにて開催される。このほど、GALAスクリーニング作品として、周防正行監督、成田凌主演の『カツベン!』、クロージング作品として、マーティン・スコセッシ監督の『アイリッシュマン』が上映されることが決定した。

▲『カツベン!』

昨年から始まった、映画祭の中盤の柱となるGALAスクリーニング作品は、名匠・周防正行監督の最新作となる成田凌主演の『カツベン!』。本作は、今からおよそ100年前の日本、映画(活動写真)がまだサイレントでモノクロだったころ、“活動弁士”を夢見る一人の若き青年を主人公に、日本映画の未来を夢見た人々の群像を描いた物語。アクション、恋、笑いの要素を織り交ぜたノンストップエンターテインメント作品が映画祭の中盤を華やかに盛り上げる。

クロージング作品は、ハリウッドの巨匠・マーティン・スコセッシ監督初のNetflixオリジナル映画『アイリッシュマン』。ロバート・デ・ニーロ、アル・パチーノ、ジョー・ペシというオスカー俳優豪華共演で贈る本作は、全米トラック運転組合のリーダー、ジミー・ホッファの殺人に関与した容疑をかけられた実在の凄腕ヒットマン、フランク“The Irishman”・シーランの半生を描いた物語。アメリカ裏社会で生きたある殺し屋の壮絶なドラマが重厚で危険な緊張感と共に映し出され、昨年の『ROMA/ローマ』のように映画賞の席巻に期待が高まっており、早くも世界中で話題沸騰の作品が映画祭の終幕を飾る。

▲『アイリッシュマン』

■GALAスクリーニング作品
『カツベン!』
監督・脚本:周防正行
出演:成田凌 黒島結菜 永瀬正敏 高良健吾 井上真央 音尾琢真 竹野内豊 竹中直人 渡辺えり 小日向文世 池松壮亮 成河 酒井美紀 山本耕史 草刈民代 城田優 上白石萌音 シャーロット・ケイト・フォックス
配給:東映
【ストーリー】 一流の活動弁士を夢見る青年・俊太郎(成田凌)は、小さな町の映画館「靑木館」に流れつく。隣町のライバル映画館に客も、人材も取られて閑古鳥の鳴く靑木館に残ったのは、「人使いの荒い館主夫婦」、「傲慢で自信過剰な弁士」、「酔っぱらってばかりの弁士」、「気難しい職人気質な映写技師」と曲者揃い。雑用ばかり任される俊太郎の前に突如現る大金を狙う泥棒、泥棒とニセ活動弁士を追う警察、そして幼なじみの初恋相手!俊太郎の夢、恋、青春の行方は…!俊太郎の活弁がうなるとき、世紀のエンターテイナーの物語がはじまる。
©2019「カツベン!」製作委員会

■クロージング作品
『アイリッシュマン』
監督:マーティン・スコセッシ
出演:ロバート・デ・ニーロ アル・パチーノ ジョー・ペシ
配給:Netflix
【ストーリー】 第2次大戦後のアメリカ裏社会。全米トラック運転手組合のリーダー、ジミー・ホッファ(アル・パチーノ)の不審な失踪と殺人事件。その容疑は、彼の右腕で友人の凄腕ヒットマン、フランク・シーラン(ロバート・デ・ニーロ)にかけられた…。
©Netflix

「第32回東京国際映画祭」
開催期間:2019年10月28日(月)~11月5日(火)
会場:六本木ヒルズ EXシアター六本木(港区)、東京ミッドタウン日比谷 日比谷ステップ広場(千代田区)ほか