六角精児 主演 東京・府中が町をあげて製作した映画『くらやみ祭の小川さん』10月公開!

東京・府中が町をあげて初の映画製作に乗り出した、六角精児が主演を務める映画『くらやみ祭の小川さん』が10月25日より公開される。このほど、場面写真がお披露目となった。

本作は、目標すら見失い、過去の実績のすべてが消えてしまったかのような思いに陥ってしまう人生後半の転換期に、主人公の小川さんが「くらやみ祭」を通して人生を楽しいと思い出す過程を描く。長年勤めた会社をリストラされ、いきなり第二の人生を考えなければならなくなった小川さんを、出演作で個性的な存在感を放つ六角精児が演じる。

場面写真は、祭りの衣装を身にまとった小川さん(六角精児)の決して器用とはいえない人物像が垣間見えるカットのほか、小川さんの妻を演じた高島礼子、小川さんの母を演じた水野久美、子供を連れて出戻ってきた娘を演じる佐津川愛美、さらに小川さんが住む町の住人役の螢雪次朗や、大祭委員長を演じる柄本明といった豪華キャストの出演シーンが切り取られている。

『くらやみ祭の小川さん』
10月25日(金)よりTOHOシネマズ 府中ほか全国順次公開
監督・脚本:浅野晋康
出演:六角精児 佐津川愛美 斉藤陽一郎 柄本明 螢雪次朗 水木薫 水野久美 高島礼子
配給:ピーズ・インターナショナル

【ストーリー】 府中市に住む小川さん(六角精児)。家族は、母と嫁と、役者志望の息子に娘が一人。どこにでもある平凡な一家だが、出戻り娘の恋愛騒動、母親の認知症と問題だらけの家族。ある日、会社を早期退職することを余儀なくされた小川さん。会社を辞め、意気揚々と第二の人生を送るはずが、人生そんなに甘くはなかった。再就職しようと職業安定所に相談に行くも、なかなか厳しい現実を突きつけられる。やりたいことも特になく、再就職先が見つかるまでとりあえず決めたアルバイト。しかし、娘のような若い女子先輩にダメ出しばかりをくらってしまう。自分の第二の人生、こんなんでいいのか!?そんなある日、ひょんなことから大國魂神社の「くらやみ祭」のお手伝いをすることに。伝統のある町をあげての祭りを通し、おじさんは思うのです。「人生まだまだ捨てたもんじゃないな。楽しくなってきたじゃないか!」

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