『ウォーターボーイズ』、『スウィングガールズ』で瑞々しい青春を、また『ハッピーフライト』では航空会社で働く人々をコミカルに描き、大ヒットを記録した矢口史靖監督が、三吉彩花主演で贈る最新作『ダンスウィズミー』が、8月16日より公開される。このほど、三吉彩花と三浦貴大が夜の公園で踊るシーンがお披露目となった。
本映像では、音楽が聞こえると歌い踊り出すカラダになってしまい、音楽を避けて夜道を一人歩く静香(三吉彩花)の前に、“嘘くさい先輩エリート社員”村上(三浦貴大)が、高級車で迎えに登場する。憧れの先輩である村上の登場にココロを躍らせる静香であったが、カーラジオから流れる音楽に、ついついカラダが踊り出してしまう。そんな静香の姿を見た村上は、優しい笑みを浮かべ、颯爽と追いかけて走り出す。誰もいない夜の公園に二人が踏み入れると、あたりはライトアップされ、まるで二人だけのダンスステージのように。静香はカバンをベンチに置くと村上とともに息をあわせて甘い雰囲気の中、しっとりとしたダンスを始める。終盤、手をつなぎ余韻に浸りつつ見つめ合いながら、ベンチに腰を下ろす二人。更けていく夜長、想いを寄せる先輩・村上と一緒に過ごすことができ満足気な静香を待ち受けている運命はいかに?
本作で唯一の甘い雰囲気漂う男女のペアダンスシーン。三浦は、「今まで触れたことのないダンスの種類だったので、ものすごく大変でした。三吉さんと合わせることができるチャンスが1回か2回くらいしかなかったので一人で練習を重ねました。家に姿見などはないので、毎日夜になり外が暗くなってから、窓に映る自分の影を見ながら練習をしました」と自宅でもダンスの練習を重ねて撮影に臨んだエピソードを明かした。一方、本作ではエネルギッシュで明るいダンスが多い三吉にとって、本シーンは大人の女性の魅力を存分に発揮する場面となっている。多くの笑いが生まれるほかの場面と見比べても特別静かな場面となっており、矢口監督が多彩なダンスシーンに挑んでいることもうかがえる。
『ダンスウィズミー』
8月16日(金) 全国ロードショー
監督・原作・脚本:矢口史靖
出演:三吉彩花 やしろ優 chay 三浦貴大 ムロツヨシ 宝田明
配給:ワーナー・ブラザース映画
【ストーリー】 静香(三吉彩花)は子供の頃からミュージカルが大の苦手。しかし、とあるきっかけで音楽が聞こえるとミュージカルスターのように歌い踊り出すカラダになってしまう!スマホの音や日常に溢れる音楽に反応し所かまわず歌い踊りだすせいで、順風満帆な人生がハチャメチャに。恋も仕事も失った静香は、原因を探すため日本中を奔走する!しかしその先には、裏がありそうなクセ者たちとの出会いと、さらなるトラブルが!果たして静香は無事に元のカラダに戻れるのか!?旅の終わりに彼女が見つけた大切なものとは…?
(C)2019 映画「ダンスウィズミー」製作委員会