桜井日奈子がドラマ主題歌を担当!34年ぶりにドラマ化「ヤヌスの鏡」

1981年から1982年に「週刊セブンティーン」にて連載された宮脇明子の人気漫画を、桜井日奈子を主演に迎えて34年ぶりに映像化する連続ドラマ「ヤヌスの鏡」が、8月にフジテレビの動画配信サービスFODにて配信される。このほど、本作の主題歌を、主人公・小沢裕美(ヒロミ・ユミ)を演じる桜井日奈子が担当することが発表された。

本作は、厳格な家庭に育つ優等生の高校生・小沢裕美が、厳しい祖母に閉じ込められた納戸の中で鏡台を見つけたことをきっかけに、“ユミ”という全く別の人格を持った不良少女に変貌してしまう姿を描く。

本作のために書き下ろされた楽曲のタイトルは「花と毒薬」。ジャケット写真にもなっているヒロミのもう一つの人格・不良少女のユミが、様々なしがらみに縛られながらも、それに抗う心の叫びを表しているようなハードなロックナンバー。「鍵をかけて暗い闇に閉じ込めても 私は縛れない」など、ドラマのストーリーを象徴するような歌詞が要所要所にちりばめられ、桜井日奈子の力強くもクリアな歌声でドラマの世界観を表現する。楽曲プロデュースは、インディーズであるにもかかわらずアリーナ規模の会場を埋めるロックバンド「MY FIRST STORY」のShoが担当した。主題歌「花と毒薬」は、8月16日0時より、各音楽配信サービスにて配信開始される。

■桜井日奈子(小沢裕美役、主題歌) コメント
初めて二重人格を演じた特別な作品で、まさか私が主題歌を歌わせていただけるなんて驚きでした。ユミの想いが詰まった歌詞とメロディのおかげで、歌は得意ではないですが、感情を込めて気持ちよく歌うことができました。とても貴重な体験をさせていただきました。私に歌わせてくださった全ての関係者の皆様に感謝したいです。皆さまにドラマと共に楽しみにしていただけたら嬉しいです。

「ヤヌスの鏡」
8月16日(金)0時よりFODにて配信開始 ※毎週金曜日0時最新話配信
演出:水田成英(FCC) 佐藤さやか おおはたしんじ
原作:宮脇明子「ヤヌスの鏡」(集英社文庫<コミック版>刊)
脚本:阿相クミコ 青木江梨花
出演:桜井日奈子 白洲迅 塩野瑛久(男劇団 青山表参道X) 仁村紗和 森マリア 萩原聖人 国生さゆり

【ストーリー】 主人公・ヒロミ(桜井日奈子)は、厳格な家庭に育ち、幼い頃から祖母の貴子に厳しく教育されてきた。特に異性との交友については厳しく、交際などもってのほか。しかし、ヒロミも普通の女子高生と同様に恋をし、ひそかに生徒会長の進藤に憧れていた。あるとき、進藤の存在が貴子に知られ、激怒した貴子は納戸にヒロミを閉じ込めてしまう。その納戸で見つけた古い鏡台の引き出しの中には、口紅や香水、さらに母・由起子の破れた写真が…。動揺したヒロミは誤って香水を床に落としてしまう。すると、幼いヒロミが鏡台に映った自分に話しかけている姿を見て、過去の記憶がフラッシュバックし、遂には気を失う。気がつくとヒロミは全く違う人格のユミに入れ替わっていて…。

(C)宮脇明子/集英社 フジテレビ