世界の映画祭で賞賛されたベトナムの新鋭アッシュ・メイフェア監督の衝撃のデビュー作『第三夫人の髪飾り』が10月11日より公開される。このほど、予告編とポスタービジュアルがお披露目となった。
監督の曾祖母の実話をもとにした本作は、美しいベトナムの山間を舞台に、その地を治める大地主の第三夫人として14歳で嫁いでくる主人公メイと、彼女を取り巻く愛憎、哀しみ、希望を、美しく官能的に描いたエモーショナルで甘美なドラマ。19世紀の北ベトナム、大地主のもとに三番目の妻として嫁いできた14歳のメイは、この家では世継ぎとなる男子を産んでこそ“奥様”になれることを知る。そして妊娠し、出産に向けて季節が流れる中、第一夫人も妊娠していることが発覚。時を同じくしてメイは、第一夫人のひとり息子ソンと、第二夫人のある秘密を知ってしまう。
ポスタービジュアルは、後継ぎとなる男子を多く産む定めがある一夫多妻の地で、美しいシルクの里を治める富豪のもとに嫁いできたメイが、若くして自分の運命を静かに受け入れながらも幸せを見つけようと生きていく力強さを感じさせる。
予告編は、19世紀のベトナムの美しい風景の中で、生きる場所も役割も定められた女たちが、嫉妬や葛藤など様々な感情を交錯させながらも自分の幸せを求め一歩を踏み出す、希望を感じさせる映像となっている。
『第三夫人と髪飾り』
10月11日(金)よりBunkamuraル・シネマほか全国ロードショー
監督:アッシュ・メイフェア
出演:トラン・ヌー・イェン・ケー グエン・フオン・チャー・ミー マイ・トゥー・フオン(Maya) グエン・ニュー・クイン
配給:クレストインターナショナル
【ストーリー】 19世紀の北ベトナム。14歳のメイはその地を治める大地主のもとに、三番目の妻として嫁いでくる。一族が暮らす大邸宅には、唯一の息子を産んだ穏やかな第一夫人、3人の娘を持つ美しく魅惑的な第二夫人がいた。まだ無邪気だったメイは、この家では世継ぎとなる男の子を産んでこそ“奥様”になれることを知る。そして妊娠。出産に向けて季節が流れる中、第一夫人も妊娠していることが発覚。時を同じくしてメイは、第一夫人のひとり息子ソンと、第二夫人のある秘密を知ってしまう。
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