高嶋政伸が26年ぶりに映画主演を務め、ファッションデザイナー役に初挑戦するモノ作りの奮闘ドラマ『アパレル・デザイナー』が今冬に公開されることが決定した。
本作は、かつては人気ある老舗アパレルメーカーだったものの、今では流行の後塵を拝し、経営が危ぶまれている会社HIRAKATAが舞台。起死回生をかけて新ブランドを立ち上げるにあたり、かつて同社で人気デザイナーだったが、社長とぶつかって独立した藤村雄二に白羽の矢が立ち、共に仕事をすることになる若者たちと新しい服を作り上げていく奮闘ドラマとなっている。
主人公でファッションデザイナーの藤村雄二役には、テレビドラマや映画で個性的なキャラクターを演じている高嶋政伸。1993年に映画初主演した『修羅場の人間学』以来、本作で26年ぶりに主演を務める。
藤村とぶつかりながらも新しい服を作ろうとするチームの若者たちには、ヒロインとなる洋服の型紙を作る新人パタンナー・加世田京子役で、ファッションモデルや女優で活躍する堀田茜、アシスタント・吉野清太役に「仮面ライダーエグゼイド」の主演で人気となった飯島寛騎、靴職人・岸本ゆり子役に映画初出演の西村美柚。また、主人公を会社に呼び戻した専務役に前川泰之、ファッション誌編集長役に生田智子、主人公と同期でHIRAKARAのプレス担当に高島礼子、そしてプロジェクトに反対する社長役に西村まさ彦とベテラン俳優陣が脇を固める。監督は『サムライロック』、『兄友』の中島良が務める。
▼キャスト コメント
■高嶋政伸(デザイナー 藤村雄二役)
今回のファッションデザイナーの役は、不思議と違和感無く演じられた感じがしました。デザイナーは職人であり求道者であることは、一つのテーマを突き詰めていく役者と似ている部分がある。演技がデザインに代わったという感じがしたので、違和感なかったのかなと思います。
■堀田茜(新人パタンナー 加世田京子役)
今回はパタンナー(服の型紙を作る人)の役なんですが、いつもモデルの仕事をしていて触れ合うのがデザイナーさんだけだったので、パタンナーの方にお会いすることがなくて、その存在自体もあまり意識することなく服を着ていました。大変な仕事で、かつ名前も出ない顔も出ない、影の立役者がいるということを知って、かっこいいなあと思いました。その役を演じることで気合いが入りましたし、ファッションが題材ということもあって、すごくわくわくしながら演じていました。
■飯島寛騎(アシスタント 吉野清太役)
服飾系を舞台にした作品って少ないので、今回の作品に出演する機会をいただいたことはシンプルに嬉しかったです。役作りをするにあたって、自分が元々服飾のアルバイトをした経験があって服には興味があったので、例えば、服の生地の触り方とか、これをこうすればデザイナーっぽいとか、ファッションもそうですけど、自分の思い描くイメージも是非作品にぶつけてみたいという思いがありました。
■西村美柚(靴職人 岸本ゆり子役)
映画出演自体初めてですし、台詞もシーン数も多く、とても緊張しましたが、毎日現場へ来るたびに楽しいと感じさて頂きました。私は靴職人という役柄ですが、いままでヒールや様々なデザインの靴を履いて出かけたりしてましたが、そこまで靴に感心がなかったというか、無造作に履いていました。この役を演じる事で、ヒールを作るのにどうゆう行程があるのか、造りてに触れ、そういうのを知れて生で職人さんに色々教えていただき、良い経験をさせて頂きました。
『アパレル・デザイナー』
今冬、全国ロードショー
監督:中島良
出演:高嶋政伸 堀田茜 西村美柚 飯島寛騎 的場まりん 那須沙綾 髙尾勇次 福村あけみ 前川泰之 生田智子 高島礼子 西村まさ彦
配給:BS-TBS
©2019『アパレル・デザイナー』製作委員会