池松壮亮が真っ赤な薔薇に食らいつく!蒼井優共演『宮本から君へ』9月27日公開決定&ポスタービジュアル

昨年4月にテレビ東京で放送されたドラマ版が第56回ギャラクシー賞テレビ部門「奨励賞」を受賞した、「愛しのアイリーン」や「ザ・ワールド・イズ・マイン」などを手掛けた新井英樹による伝説の漫画を、池松壮亮、蒼井優共演で映画化する『宮本から君へ』の公開日が9月27日に決定した。併せて、本作のポスタービジュアルがお披露目となった。

ドラマ版では、主人公の宮本浩が営業マンとして奮闘する姿が描かれたが、映画版では、原作の後半をベースに、宮本浩とヒロイン・中野靖子の前に立ちはだかる“究極の愛の試練”を二人が克服していく姿が描かれる。主人公・宮本浩にはドラマ版に続き池松壮亮、ヒロイン・中野靖子を蒼井優が演じ、このほか、松山ケンイチ、柄本時生、星田英利、古舘寛治らが出演する。

宮本浩(池松壮亮)が澄み切った青空の下、真っ赤な薔薇に食らいつく姿を捉えたポスタービジュアルは、チラシの表面、裏面をつなぎ合わすと横型ビジュアルになる仕様となっている。写真は、写真家・佐内正史が本作のために撮り下ろし、キャッチコピー「いききっちゃうんだ」は、原作者・新井英樹の手書きによるものである。

■新井英樹(原作) コメント
初めて真利子(監督)くんにあった日からいま、ここまでの道のりが、まんま「宮本から君へ」でした。「映像は『宮本』好きなひとを集めたい!」と語る彼に原作者のボクは「それはその想いだけで十分」と…。ところが、そこに池松くんの熱が加わりさらにさらに演者・スタッフ・製作・音楽すべてにボクの想像を超えた熱情が噴き出しました。これ、「感謝」はおこがましいので関係者の皆さんの「歓び」になっていたなら幸せです。ボクにとって「ボクのものじゃなくなる!」って寂しさのない爽快感は「誰かのものになった!」嬉しさ、達成感と相まって最高のご馳走となりました。エネルギーに満ちた映画なんです!ゴツゴツした魂のかたまりの岩を勢いで積み上げ固めた爆弾ようです!女のひとに向けた映画です!25年前にボクが片付けられなかった「あのシーン」の顛末、ずっと残っていた心の罪の想いをボクのこどものような歳のふたりの演者が救済してくれました!!理屈じゃ感動できないボクには最高の贈られ物でした!!生きているってのは誰かから誰かへと想像もできない感情を生み出してくれます!!『宮本から君へ』ぜひ劇場で確かめてみてください!!

『宮本から君へ』
9月27日(金)全国公開
監督:真利子哲也
原作:新井英樹「宮本から君へ」(百万年書房/太田出版刊)
脚本:真利子哲也 港岳彦
出演:池松壮亮 蒼井優 井浦新 一ノ瀬ワタル 柄本時生 星田英利 古舘寛治 ピエール瀧 佐藤二朗 松山ケンイチ
配給:スターサンズ KADOKAWA

(C)2019「宮本から君へ」製作委員会