安藤桃子、賀来千香子、奥田瑛二、梅沢富美男、山路徹ら著名人より絶賛コメント!『ニューヨーク 最高の訳あり物件』

『ハンナ・アーレント』、『生きうつしのプリマ』のマルガレーテ・フォン・トロッタ監督作『ニューヨーク 最高の訳あり物件』が、6月29日より公開される。このほど、各界著名人より本作を絶賛するコメントが寄せられた。

マンハッタンの高級アパートメントに暮らすモデルのジェイドは、デザイナーとして華々しいデビューを企画していたが、スポンサーでもある夫ニックに突然離婚を告げられてしまう。さらに、傷心の彼女のもとに夫の前妻であるマリアが転がり込み、慰謝料として残された部屋の所有権を巡り、二人のおかしな共同生活が始まることに。すべてが正反対のジェイドとマリアの、プライドとこの先の人生をかけた闘いが幕を開ける。

著名人 絶賛コメント

■賀来千香子(女優)
マンハッタンのスタイリッシュなインテリアが映し出す、鮮やかな女性達にカンパイ!

■黒田知永子(モデル)
クールな高級物件で繰り広げられるホットな戦い!しなやかに成長していく女性二人が気持ちいい!

■前田典子(モデル・タレント)
パワフルにぶつかる二人のバトルがコミカルで笑えた。正反対の人って、実は相性が良かったりする。正直な意見をぶつけてくれる人は、自分が成長するのに必要だね。

■齋藤薫(美容ジャーナリスト/エッセイスト)
痛い、辛い、哀しい…。怒れる女が崖っぷちから立ち上がる快進撃に、快感と喜びを覚える濃厚すぎる物語!!奇想天外な女の同居にも不思議な共感!

■深澤真紀(獨協大学特任教授・コラムニスト)
仕事か、結婚か、子どもか、裏切った男を許すか、それとも奪った女を許すのか――、女たちはいつも「正しい選択」を迫られる。しかしそれこそが、女たちを苦しめる。私たちはもっと、自由に、適当に、そのときそのときを生きていいのだ。

■内田春菊(漫画家)
結婚相手がお金持ち、っていうだけで私には超ファンタジー、羨ましい…。それにあんなにイケオジだったら、そりゃあ諦めるのも大変ですよね!!

■安藤桃子(映画監督)
いつぞやの晩、女友達が言った、「正しいことができるお父さんはいない」。永遠の平行線上を生きるオスとメスが、愛でひとつになるのなら、家族は実のなる樹木のよう。“ろくでなし”の枝に群れる小鳥達に、巣作りはできるのか!?

■奥田瑛二(俳優/映画監督)
女、おんな、オンナ…。男に足りないものがこの映画には充満している。オンナの強さと深くて広い優しさを永遠に理解できないであろう男よ!今からでも遅くはない。観ろ!

■梅沢富美男(俳優)
生き方が違っても、タイプが違っても女性というものはパワフルで美しく、情にもろくて繊細でコミカルで可愛くて。なんて愛すべき存在なんだろう。

■山路徹(ジャーナリスト)
“同じ夫に捨てられたふたりの元妻が…”という設定にシビれました。多様化する女性の生き方を軽快かつ鮮やかに、そして熱いエールを込めて描いた秀作です!

『ニューヨーク 最高の訳あり物件』
6月29日(土)より、シネスイッチ銀座ほか全国順次公開
監督:マルガレーテ・フォン・トロッタ
出演:イングリッド・ボルゾ・ベルダル カッチャ・リーマン ハルク・ビルギナー
配給:ギャガ

【ストーリー】 マンハッタンの超高級アパートメントで暮らすモデルのジェイド(イングリッド・ボルゾ・ベルタル)は、デザイナーとして華々しいデビューを企画していた。ところが、スポンサーでもある夫ニック(ハルク・ビルギナー)から一方的に離婚を告げられる。傷心の中、さらに夫の前妻のマリア(カッチャ・リーマン)が転がり込み、「部屋の所有権の半分は自分のものだ」と主張する、あり得ない事態に。同じ男と結婚したこと以外は、ファッションもライフスタイルも性格も、すべてが正反対のジェイドとマリアのプライドとこの先の人生をかけた闘いが幕を開けた。そんな折ジェイドのブランド経営が暗礁に乗り上げる。部屋を売って資金に充てたいが、マリアの返事はもちろんノー。争いはますますヒートアップしていく。だが、積年の想いをぶつけ合うふたりは、自分たちの特殊だけれど特別な絆に気付き始められるのだった。果たして<訳あり>なふたりの人生と物件の行方は?

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