トラウマ・ホラーの代名詞『マーターズ』で一躍その名を轟かせたフランスの鬼才パスカル・ロジェが6年ぶりに監督を務めた『ゴーストランドの惨劇』が、8月9日より公開される。このほど、本作の予告編とポスタービジュアルがお披露目となった。
本作は、『マーターズ』、『トールマン』を経て、6年ぶりにロジェ監督が撮り上げた待望の長編作品。人里離れた叔母の家を相続し、そこに移り住むことになったシングルマザーと双子の娘。姉のヴェラは奔放で現代的な少女だが、妹のベスは内向的で、双子の姉妹ながら性格は正反対だった。新居に到着したその日の夜、突然の惨劇が一家を襲う。それから16年後、ベスは小説家として成功したが、ヴェラは精神を病み、今もあの家で母と暮らしていた。久しぶりに実家に戻ったベスを母は迎え入れるが、地下室に閉じこもっていたヴェラが衝撃の言葉をつぶやく。
予告編には、フランス人形の様に着飾られ弄ばれ、狂気に満ちた不条理な暴力に襲われる姉妹の恐怖と殴打で歪む顔や、散りばめられたトリックのヒント、畳みかけるような狂気と絶望の一端が映し出されている。
併せて、本作が6月20日から6月23日にかけて、横浜・みなとみらい地区を中心に開催される「フランス映画祭2019 横浜」にて上映されることが決定した。
『ゴーストランドの惨劇』
8月9日(金)より、新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー
監督・脚本:パスカル・ロジェ
出演:クリスタル・リード アナスタシア・フィリップス エミリア・ジョーンズ テイラー・ヒックソン ロブ・アーチャー ミレーヌ・ファルメール
配給:アルバトロス・フィルム
【ストーリー】 人里離れた叔母の家を相続し、そこに移り住むことになったシングルマザーのポリーン(ミレーヌ・ファルメール)と双子の娘。姉のヴェラ(テイラー・ヒックソン)は、奔放で現代的な少女。一方妹のベス(エミリア・ジョーンズ)は、ラヴクラフトを崇拝する内向的な少女。双子の姉妹ながら、性格は正反対だった。新居に到着したその日の夜、突然の惨劇が一家を襲う。二人の暴漢が家に押し入ってきたのだ。しかし、娘を守ろうとする母は必死に反撃し、姉妹の目の前で暴漢たちをメッタ刺しにする。あの惨劇から16年後。ベス(クリスタル・リード)は小説家として成功したが、ヴェラ(アナスタシア・フィリップス)は精神を病み、今もあの家で母と暮らしていた。久しぶりに実家に戻ったベスを母は迎え入れるが、ヴェラは地下室に閉じこもっていた。そして、ベスに向かって衝撃の言葉をつぶやく。
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