ソフィー・ターナー、マイケル・ファスベンダーらの登場にファン大興奮!『X-MEN:ダーク・フェニックス』アジアファン・イベント レポート

『X-MEN』(2000)以来6作品が製作され、ミュータントたちと世界を危機に陥れる強大な敵の時空を超える壮絶な戦いを描く『X-MEN』シリーズ。その最新作『X-MEN:ダーク・フェニックス』が、6月21日より公開される。このほど、5月27日(日本時間)に韓国・ソウルにてアジアファン・イベントと記者会見が開催され、キャストのソフィー・ターナー、マイケル・ファスベンダー、タイ・シェリダン、エヴァン・ピーターズ、サイモン・キンバーグ監督、プロデューサーのハッチ・パーカーが登場した。

テレビカメラ20台を含め250人を超える取材陣で満杯となった記者会見では、サイモン・キンバーグ監督、エヴァン・ピーターズ、タイ・シェリダン、マイケル・ファスベンダー、ソフィー・ターナーの順で一人ずつ登場。ソフィーはクリーム色のブラウスにカーキ色のパンツスタイルで登壇した。

写真撮影のあと、Q&Aが始まり、ソフィーの演技について、ファスベンダーは「最強のジーン・グレイが中心で、これがラストに相応しい。そのジーンをソフィーは見事に演じていて、役柄に没入するってこういうことかと思った。役者としてすごくインスピレーションを感じた」と、彼女の演技に感心した。恋人のサイクロップスを演じたシェリダンも「カメラの回っていないときはすごくいい人なのに、カメラが回ると本当にダークになる。ソフィーと共演できて誇りに思う」と絶賛。これを受けソフィーは「ジーン・グレイという主役を任せてくれて本当にうれしかった。このシリーズは製作陣とキャスト陣が人間性のあるキャラクターをしっかりと作り上げてきたから人々に愛され、レガシーがある」と本シリーズの存在をたたえ、「今度の『ダーク・フェニックス』はアクションもすごいの!」と胸を張った。

人気キャラ、俊足のクイックシルバー役のピーターズに対して「同じくアメコミの俊足ヒーロー“フラッシュ”とどっちが速いと思うか」との質問が飛ぶと、「クイックシルバーさ!」と自信満々に答え会場は大爆笑。ファスベンダーは「シリーズの中でだれが一番原作のキャラクターとイメージがあっているか?」という質問に、「ヒュー・ジャックマンのウルヴァリンかな、あとハル・ベリーもパトリック・スチュワートもいいけど、やっぱり“僕のマグニートー”が一番はまっているね」と自画自賛、場内の笑いを誘った。

『X-MEN』シリーズにこれまで携わり、今回初監督作として最終章を手掛けることになったキンバーグは、「監督としては初めてでしたが、ずっと製作現場にいたので色々なことを学んだし、優秀なスタッフたちに恵まれ助けられました。なによりも素晴らしい俳優たちが僕を信じてくれたから。僕らはずっとチームでやってきたから家族のようなもので、いい雰囲気の中で監督できてうまくいきました」と、長年シリーズに携わった仲間たちとの絆をアピール。家族のような絆についてシェリダンは、「最高の家族で最高の物語が作れた」と、集大成にふさわしいドラマに自信をのぞかせる。最後に監督が「先のことはわかりませんが、ただ僕らはとにかく『ダーク・フェニックス』をいかに最高のX-MEN映画にするかだけを考えて打ち込んできました。それを皆さんにお届けできていまは満足です」と締めくくった。

夜には、場所を日本でも有名なショッピングセンター、ロッテ・ワールド・タワー・モールに移し、ファンに向けたレッドカーペット・イベントを開催。センターの入り口から1階のイベント・スペースに設けられた特設ステージまで“X”をあしらったレッドカーペットが敷かれ、2000人近いX-MENファンが囲んだ。早朝から並んだファンも多く、X-MENキャラクターのコスプレーヤー、LOVE○○とお気に入りのキャストの名を書いたボードを持つファンも目立つ。

映画にちなんだパフォーマンスを経て、いよいよイベントがスタート!まず今回、参加できなかったニコラス・ホルト、ジェシカ・チャステイン、ジェームズ・マカヴォイからのビデオ・メッセージが大型モニターに流れると会場のテンションが一気にヒートアップ。そしてゲストを乗せた車が次々と会場に到着。本作のプロデューサーのハッチ・パーカー、キンバーグ監督、ピーターズ、シェリダン、ファスベンダーらが気さくにファンとのサインや自撮りに応じながら会場内へ。ソフィーが昼の記者会見とは異なるゴージャスかつセクシーな衣装で現れると、会場の興奮は最高潮に達した。

壇上に上がったゲストたちは、ここであるゲームに参加。それはランダムにスクリーンに表示される『X-MEN:ダーク・フェニックス』のキャラクターの決めポーズを速攻で演じるというもの。クイックシルバーが出題された時は、全員が走るポーズ、お題がサイクロップスの時は、皆がこめかみあたりを指で押さえるなど、息のあったところを披露した。今回のレッドカーペットはマスコミ取材向けというより、ファンとの交流に重きがおかれ、集まったファンは大喜びだった。ブラジル、モスクワ、ロンドン、パリ、韓国と、世界を駆け巡った“X-MENチーム”は、いよいよ6月4日(現地時間)に、LAでワールドプレミアを迎える。

『X-MEN:ダーク・フェニックス』
6月21日(金)全国ロードショー
監督:サイモン・キンバーグ
出演:ソフィー・ターナー ジェームズ・マカヴォイ マイケル・ファスベンダー ジェニファー・ローレンス ジェシカ・チャステイン
配給:20世紀フォックス映画

【ストーリー】 X-MENリーダー、プロフェッサーXの右腕としてメンバーからの信頼も厚い優等生ジーン・グレイ(ソフィー・ターナー)は、ある日、宇宙ミッションでの事故でダークサイドが増幅、抑え込まれていたもう一つの人格<ダーク・フェニックス>を解き放ってしまう。それは制御不能な最大の悪となり、ジーン自身にもコントロールできず暴走。地上の生命体が全滅しかねない、かつてない危機が訪れる。X-MENは世界の滅亡を止めるためには仲間のジーン=<ダーク・フェニックス>を殺すしかなく思い悩むがもとより、最強と化した彼女に立ち向かう術はなかった―。ジーンは世界を、X-MENを破滅させてしまうのか?

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