埼玉県川口市にて2004年からスタートし、今年で第16回を迎える「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2019」が、7月13日から21日までの9日間開催される。このほど、本映画祭のコンペティション部門審査委員長を、三池崇史監督と荻上直子監督が務めることが発表された。
本映画祭は、デジタルシネマにフォーカスを当て、国際コンペティション、国内コンペティション(長編部門、短編部門)の2部門3カテゴリーのコンペティション上映を中心に開催。これまで、『孤狼の血』、『凪待ち』の白石和彌監督、『長いお別れ』の中野量太監督、『ピンカートンに会いにいく』の坂下雄一郎監督、昨年の日本映画界最大の話題作『カメラを止めるな!』の上田慎一郎監督、今年3月に公開され各方面から絶賛を集めた『岬の兄妹』の片山信三監督など、今や日本映画界のトップランナーに飛躍した監督や、新作を心待ちにされる監督たちが多数受賞を果たしており、新たな才能を発掘する“若手映像クリエイターの登竜門”として成長してきた。
世界中から厳選した作品を上映する「国際コンペティション」の審査委員長は、今年の第72回カンヌ国際映画祭監督週間に最新作『初恋』が選出されるなど、名実ともに日本を代表する映画監督のひとりである三池崇史監督。日本の若手監督の発掘を目的とする「国内コンペティション」では、『彼らが本気で編むときは、』で日本映画初のベルリン国際映画祭テディ審査員特別賞と、観客賞をダブル受賞した荻上直子監督が審査委員長を務める。
なお、6月7日には、三池崇史監督、荻上直子監督も出席のもと、本年のSKIPシティ国際Dシネマ映画祭2019の記者発表を開催。両監督から審査委員長を務めるに当たっての意気込みも語られる。
「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2019(第16回)」開催概要
会期:2019年7月13日(土)~7月21日(日)<9日間>
会場:SKIPシティ(埼玉県川口市)
主催:埼玉県、川口市、SKIPシティ国際映画祭実行委員会、特定非営利活動法人さいたま映像ボランティアの会