ジャンルを問わないコンペティションをメインプログラムに、音楽や演劇、ファッション、グルメなど下北沢を彩るさまざまなカルチャーを切り口にしたプログラムを行い、今年で11回目の開催となる「第11回下北沢映画祭」が、10月12から14日の3日間にわたって下北沢にて開催されることが決定した。
本映画祭は、席数294多目的ホールである北沢タウンホール、今年20周年を迎える下北沢唯一の映画館トリウッド、ライブハウス近松にて開催される。
第11回の目玉企画として、今泉力哉監督の長編最新作で、下北沢を舞台にした新作映画『街の上で(仮)』のワールドプレミア上映を実施。岸井ゆきのと成田凌が主演を務め大ヒットを記録、現在もなお話題の『愛がなんだ』を手掛け、さらに伊坂幸太郎原作、三浦春馬主演の『アイネクライネナハトムジーク』(秋公開予定)が控える今泉監督は、第9回においてコンペティションのゲスト審査員を務めたほか、第2回の準グランプリ作品『最低』や乃木坂46の個人PVを含む特集上映が行われた。共同脚本を務めるのは、『シティライツ』、『太郎は水になりたかった』などの作品で知られる漫画家の大橋裕之。大橋は第6回にて、人気漫画のアニメーション映画化プロジェクト「音楽」とのコラボレーション企画を実施した。
また、本映画祭のコンペティション部門では、作品ジャンル、プロ・アマチュア、他映画祭での受賞歴を問わず、幅広く作品を募集中。ノミネート作品は第11回下北沢映画祭で上映され、映画祭当日は、ゲスト審査員による各賞選出とともに豪華審査員から作品に対するコメントを受けることができる。前回の第10回下北沢映画祭では253作品の応募が寄せられた。
※コンペティション部門の応募締切:5月31日(金)(当日消印有効)
「第11回下北沢映画祭」
開催日程:10月12日(土)~10月14日(月・祝)
会場:北沢タウンホール、下北沢トリウッド、ライブハウス近松