欅坂46の平手友梨奈が映画初出演にして初主演を務め、2017年のマンガ大賞で大賞を受賞した柳本光晴による同名コミックを映画化した『響 -HIBIKI-』のブルーレイ&DVDが3月6日に発売され、同日にTOHOシネマズ 六本木ヒルズにて行われたブルーレイ&DVD発売記念スペシャルトークショー付き上映イベントに、キャストの平手友梨奈、アヤカ・ウィルソン、板垣瑞生、月川翔監督が登壇した。
座席の当選倍率は16倍というプレミアムなイベントとなった今回の舞台挨拶。9月の映画公開からおよそ半年が経過し、舞台に登壇した平手は「久しぶりにお会いできてすごく嬉しいです」と挨拶した。ウィルソンは「映画をもう1回観て懐かしい感じがしました」、板垣は「会うと二人からいじられるんですよ。いじられるとやっぱり懐かしいなぁと思います」とキャストとの再会に嬉しそうな表情を見せた。
主演の平手は、本作の演技で第46回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。「まだ全然実感が湧いていなくて。でも、すごくありがたいことだなと受け取っています」と喜びのコメントを寄せ、「『おめでとう』とか『観たよ』と声を掛けてくださる方もいました」と周囲の反響も大きかったと語った。
イベントでは、ブルーレイ&DVDの豪華版に収録されているメイキングドキュメンタリーを鑑賞しながら撮影時を振り返ることに。平手演じる響が、ウィルソン演じる文芸部の部長・凛夏(りか)の言葉を受け、本棚を倒すシーンの舞台裏が公開された。このシーンについて、平手は「重かったですね。でも、意外とバーン!と」とコメント。ここで、このシーンにも登場する板垣が、響が本棚を倒すに至った理由を説明し、「本棚を倒す以前に、二人(平手とウィルソン)ににらまれていることが一番怖かったですもん!」と言い放つと、会場の空気がなぜか凍結。月川監督は「こんなに静かにさせるなんて逆にすごい!」、平手とウィルソンも二人でアイコンタクトを取り驚いた表情を見せ「すごいと思う…!」と板垣に感心していた。
さらに、文芸部の海水浴のシーンのメイキング映像と、砂に埋まった平手の姿を収めたショットもお披露目。砂に埋もれながらも足がよく動いていたようで、平手は「癖みたいですね。これを見た方によく言われます」と撮影時を振り返っていた。
撮影時は役名で呼び合っていたキャスト陣。最近はどう呼び合っているか?という質問に、平手は二人について「涼太郎と凛夏。(ウィルソンは)たまにアヤカとは呼ぶかな」と答え、「たまに呼んでくれます」と満面の笑みを見せたウィルソンに、板垣が「嬉しそうだねぇ(笑)」と言葉をかけていた。
最後に、本イベントが本作に関する最後の活動になるということで、月川監督が3人に卒業証書をサプライズで贈呈し、イベントは幕を閉じた。
『響 -HIBIKI-』ブルーレイ&DVD 商品情報
3月6日(水)発売/レンタル開始
発売元:小学館
販売元:東宝
■ブルーレイ 豪華版 ¥7,800+税
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■DVD 豪華版 ¥6,800+税
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■通常版DVD ¥3,800+税
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『響 -HIBIKI-』
監督:月川翔
出演:平手友梨奈 北川景子 アヤカ・ウィルソン 高嶋優弥 北村有起哉 野間口徹 小松和重 黒田大輔 板垣瑞生 吉田栄作 小栗旬
©2018 「響 -HIBIKI-」製作委員会 ©柳本光晴/小学館