小野賢章「主役はここにいる女性陣、現場には振り回されに行く気持ちで(笑)」『お前ら全員めんどくさい!』初日舞台挨拶 レポート

高校の男性教師と、それを取り巻く“理解不能でめんどくさい”女子高生たちが繰り広げる、累計45万部を超える学園天国ラブコメディコミックを、人気声優・小野賢章の実写初主演作として映画化した『お前ら全員めんどくさい!』が2月23日に公開初日を迎え、同日に池袋HUMAXシネマズにて行われた初日舞台挨拶に、キャストの小野賢章、小宮有紗、茜屋日海夏、大原優乃、都丸紗也華、宝来忠昭監督が登壇した。

実写映画初主演となった小野は「最初は僕が主役かぁ…って思ってたんですけど、台本を読ませていただいて主役はここにいる女性陣だと思い、現場には振り回されに行くぞと、気楽な感じで撮影に臨めました」と当時を振り返った。先生役を演じたことについては「普段は10代後半とか20台前半とか、世界を守ったりとか、命を懸けて戦ったりしてるんですけど(笑)、僕はいま29歳なので等身大でやればいいのかと。先生役だけど、幸い授業シーンがなかったので先生らしく演じる必要もなく、生徒と先生の立場を強く意識して演じました」と語った。

そんな先生につきまとう生徒役を演じた小宮は「小野さんは現場を先生らしく盛り上げてくださって、私の役はムッとしている表情が多いんですけど、小野さんが面白いことを言うから笑っちゃうことが多くて。それをこらえるのが大変でした。原作のキャラにできるだけ似せたかったので、自分の髪に付け毛をして何度もメイクさんに迷惑をかけたんですけど、役になりきることができてよかったです」と役作りの裏話を明かした。

最後に小野から「今日はありがとうございます。映画は軽くて見やすくて、誰でも楽しめる作品になっていると思いますので、皆さんSNSなどで応援をよろしくお願います」と挨拶があり、舞台挨拶は終了した。

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『お前ら全員めんどくさい!』
2月23日(土) 池袋HUMAXシネマズ、シネマート新宿ほか全国順次ロードショー
監督:宝来忠昭
原作:TOBI「お前ら全員めんどくさい!」(COMICメテオ連載)
脚本:中村能子
出演:小野賢章 小宮有紗 茜屋日海夏 大原優乃 都丸紗也華
配給:日本出版販売

【ストーリー】 国語教師の國立国彦(小野賢章)は、クラスでロンリーガールの女子生徒・一宮数美(小宮有紗)の相談にのり、友達ができるまでの“友達”になる。しかし昼休みから放課後、下校まで一日中つきまとってくる数美に対し、早く友達を作るよう國立も応援…いやこの状況から逃れたい一心で友達作りに励むが、一宮は一向に友達を作ろうとする気配すらない。そんな一宮は、國立にとって「めんどくさい」=「可愛い!?」女子生徒なのか!?一宮のために校内で奮闘する國立だが、ツンデレ、肉食女子、女王様キャラなど、よからぬ女子生徒たちが次々現れて…。“理解不能でめんどくさい”女子生徒たちに振り回される先生の身に巻き起こる学園天国ラブコメディ!

©2018 TOBI・COMICメテオ/「お前ら全員めんどくさい!」製作委員会